~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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あははははははははは~

推理も犯人も大ハズレでした

負け惜しみに聞こえるのを承知で言わせてもらうと、1番最初に立てた仮説がほぼ正解でした

でもあの人が犯人だと「犯行時間が5分しかない」のと、「卓也がストーブを取りに行くのを知っていた」の2点から、やっぱりこんなにあっさり真相にたどり着くはずがない、と思い直して、そこから見事に泥沼にハマっていきました・・


関西のテレビ局のロゴなんて、九州在住の私には分からないし・・。

震度4でもまったく揺れない耐震構造って・・。

テロップで「社長」って出てたのに、少し後のシーンでは自分で「会長」って言ってたし・・。

2007年には存在しなかった商品がいっぱい出てくるし・・。

結局アリバイの問題は・・。


・・っとまあ、制作ミスも含めて今回も突っ込みどころ満載だった気がしますが、そういう所も含めて「安楽椅子探偵シリーズ」って事で

今回初挑戦でしたが、本当に楽しませて貰いました

録画したドラマをあれだけ繰り返し観たのも初めての経験でした

お二人の著作をあれだけ読んで、だいぶ思考が近付いたかな~と思ってましたが、まだまだでしたね

次回(2年後?3年後?)も、全国放送があればまた参加したいです

47都道府県すべてから応募があったにも関わらず、紹介されたエレガントな解答は全員関西っていうのは、やっぱり悔しいですから!

さっ、次回のリベンジのために著作をもっと読まねば!!!







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2008/10/11 22:06|安楽椅子探偵TB:0CM:2

 

ウェディング・ドレス (講談社文庫 く 62-1)ウェディング・ドレス (講談社文庫 く 62-1)
(2008/02/15)
黒田 研二

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結婚式当日、何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を目指した。鍵となったのは、あるビデオに関わる猟奇殺人と、母が遺したウェディング・ドレス。そしてユウ君と再会したとき、不可解なジグソーパズルは完成する。全編に謎と伏線が鏤められた第16回メフィスト賞受賞作。


先日、本格ミステリ作家クラブの事(と言うかこのブログの事)で、たまたま「くろけん」さんこと黒田研二さんからメールを頂く機会があり、書店の店長をやってるとはいえ、現役の作家さんから個人的にメールを頂くなんて初めての機会だったので、しばらくはあまりの嬉しさに超ハイテンションでした

で、ふと冷静に考えてみると・・くろけんさんって確かメフィスト賞作家で(第何回だったか忘れたけど)・・ヤンマガに連載している「逆転裁判」の原作者で・・二階堂黎人さんと合作で「クイーン兄弟」とかいうペンネームで「キラーX」って本を出してる作家さんだよな・・

げっ!「そのうち読みたい本格ミステリ作家リスト」(←私の頭の中の)には入ってるけど、まだ合作の「キラーX」以外読んだ事がないっ!
(クロケンさんすみません m(_ _)m)

・・という事に気付いて、早速デビュー作の「ウェディング・ドレス」を読みました


いや、面白かったんですこれが!

オビに東野圭吾さんの推薦文が載っていて「謎と論理がぐるぐる回る、この一発芸には目眩した」と書いてあるんですが(「一発芸」って褒めてるのか?)・・まさにその通りでした。

主人公の祥子と、婚約者のユウ君。

それぞれの視点から交互に物語が語られていくのですが・・何かがおかしい。

何とも言えない不思議な違和感を感じながら、物語はどんどん核心に向かって進んでいきます。

実を言うと、作品全体の仕掛けは途中で何となくは気付いたのですが、なんせ伏線の張り方がとても丁寧で、最後の最後にそれがホントに綺麗に回収されていきます。

途中に幻想的なシーンもあるのですが、それにもきちんと論理的な説明が付けられていました。

また作品の中に密室殺人も登場するのですが、これがさっぱり分からなくて・・真相を知った時には思わず「島田荘ニかよっ!」と心の中で叫んでしまうぐらい、かなり力技なトリックでした

・・いや島田荘ニさんももちろん大好きなんですよ

というわけで、なんだかんだですごく楽しめましたので、これからもくろけんさんの本はどんどん読んでいきます!








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2008/10/10 23:56|・黒田研二TB:0CM:0

 

乱歩の選んだベスト・ホラー (ちくま文庫)乱歩の選んだベスト・ホラー (ちくま文庫)
(2000/03)
不明

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乱歩のエッセイ「怪談入門」は、幻想怪奇小説ファンには絶好のブックガイドである。その中から俊英ミステリ研究家が選び抜いた12篇。名作「猿の手」原典版新訳をはじめ、横溝正史のユーモラスな訳が冴える「専売特許大統領」、ホテルの同じ部屋で縊死者が続出するミステリ「蜘蛛」と、乱歩によるその変奏曲「目羅博士」他、ドイル「樽工場の怪」など個性的な作品がずらり。

さて、この1週間「安楽椅子探偵と忘却の岬」で頭がいっぱいでしたが、その間に読み終わった本が数冊ありますので、順次アップしていきます

まずはしつこいですがこの本から

12篇収録のうち初めの4篇は紹介済みですので、今日は残りの8篇です


「ふさがれた窓」アンブローズ・ビアス著

ある森の中の一軒家で、病死した妻の死体を、窓から忍び込んだ一匹の豹が奪い去ろうとします。

主人公は銃でこの豹を追い払うのですが、残された妻の死体を見てみると・・・

たった7ページの掌編ですが、最後の1行でゾクッときます。


「廃屋の霊魂」マーガレット・オリファント著

主人公一家が引っ越してきた屋敷の近くの森には、朽ち果てた廃屋が・・

主人公の幼い息子は、扉も屋根も残っていないその廃屋で「お母さん、ここ開けてよう。お家へ入れてよう。」という、姿なき少年の声を聞くのですが、誰にも信じて貰えず日に日に衰えていってしまいます。

そこで、父親である主人公は息子の言葉を信じ、廃屋の調査に行くのですが・・

割とオーソドックスな「姿なき幽霊」でした。


「ザント夫人と幽霊」ウィルキー・コリンズ著

「廃屋の霊魂」と同じように姿の見えない幽霊が登場するのですが、こちらは男女の恋愛が中心になっており、ロマンティックな幽霊譚、といったところでした。

ちなみに乱歩は、色々な怪談の中でも特にこういった「透明怪談」といったものが好みだそうです


「魔法の鏡」ジョージ・マクドナルド著

主人公は、友人に誘われて行ったある裏通りの店で、気になる鏡を見つけます。

どうしてもその鏡が忘れられずに、後日買って家に飾ってみると・・そこには1人の美しい女性が

しかし振り向いても誰もいません。

彼女が存在するのは鏡に映った部屋の中だけなのです

主人公は、彼女を何とか鏡の中から連れ出そうと・・。

怪談というよりはラブファンタジーといった印象でした


「災いを交換する店」ロード・ダンセイニ著

ある路地で「万物交換所」という店を発見した主人公。

その店は、自分が抱えている災いを他の客の災いと交換できる店だった!

半信半疑の主人公は、試しに自分の「船酔いするかもしれないという不安」という災いを、「乗っているエレベーターが墜落するかもしれないという恐怖」を持っている男と交換します。

その結果は・・


「専売特許大統領」W・L・アルデン著(横溝正史訳)

なんと訳者はあの「横溝正史」です!

ある治安の悪い国で、政府にあるものを売っている怪しげな男と出会います。

なんとその男が売っていたのは・・

もはや怪談ではなく、ユーモアSFというか、星新一さんのショートショートの世界でした


「蜘蛛」H・H・エーヴェルス著

乱歩の「目羅博士」の元になった作品です。

あるアパートの1室で、その部屋に住んだ住人が次々に同じ方法で自殺をしていくという事件が起こります。

調査のためにその部屋に住み始めた警察官も、同じように自殺してしまいます

そこである学生が「真相を突き止めてやる!」と、その部屋に住み始めるのですが・・


目羅博士江戸川乱歩

さて、このアンソロジーのトリを飾るのは、上述の「蜘蛛」の着想を借用して乱歩が書き上げた「目羅博士」です。

アイディアこそ借用ですが、登場人物(何と乱歩本人も登場!)や全体のストーリーは乱歩のオリジナルとなっており、「蜘蛛」を読んだあとでも十分楽しめます


という事で、全12篇のアンソロジーから残りの8篇を紹介しました

元々は有栖川有栖の「妃は船を沈める」から、W・W・ジェイコブズの「猿の手」を読んでみたくなり、有栖川先生が紹介していたこの本にたどり着いて、ここでも初めて読む作品にたくさん出会えました

こういう、本の「繋がり」みたいなものが個人的にはすごく楽しいんです

有栖川有栖のファンじゃなければ、このアンソロジーに収録されていたコナン・ドイルの書いた怪談には出会わなかっただろうな・・とか思うと何か感慨深かったりして

これだから読書はやめられないっ!







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2008/10/09 19:46|・江戸川乱歩TB:0CM:0

 

そろそろいつものミステリ読書日記に戻ろうと思ったのですが、解決編の前に、とりあえず私の推理を書いておく事にしました

私のアクロバティックな妄想を読んでみたいという奇特な方は続きをどうぞ


▽続きを読む▽
2008/10/09 10:23|安楽椅子探偵TB:0CM:2

 

ついに、先ほど私の推理結果を送りました!

いや~難しかった・・

出題編から応募締切までの間、毎日仕事から帰った後のわずかな時間で繰り返し繰り返し観て・・

「仮説を立てる」→「検証して行き詰る」→「また新しい仮説を立てる」の繰り返しで、本当に推理が完成するのか不安でしたが、
ついに真相(らしきもの)にたどり着きました!!
・・と思うことにします

まともに推理を書いたら2000~3000字ぐらいになりそうな所を、何とか無理やり400字程度にまとめ、先ほど無事に送信しました

あとは解決編を楽しみに観るだけ

けど万が一私の推理が当たっていたとしても、正解者の中で「最もエレガントな推理」じゃないとダメなんですよね~

厳しいっ!







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2008/10/07 22:27|安楽椅子探偵TB:0CM:2

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