FC2ブログ

~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

プロフィール 

音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

FC2カウンター 

最新記事 

カテゴリ 

月別アーカイブ 

RSSリンクの表示 

メールはこちらから 

名前:
メール:
件名:
本文:

ホーム 全記事一覧 << 前ページ 次ページ >>

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:--|スポンサー広告

 

Rの刻印 読者参加型犯人当てミステリーRの刻印 読者参加型犯人当てミステリー
(2008/10/10)
ふじしろ やまと

商品詳細を見る
探偵はあなた!読者参加型「犯人当て」文庫。古代エジプト女王ハトシェプストにまつわる歴史的発見をめぐり、次々に起こる殺人。「問題編」を読んで犯人を推理し、エジプト旅行ほか豪華賞品を当てよう!

このところブログの更新頻度が極端に落ちていたのは・・そう、この「Rの刻印」の締切が迫っていたせいです。

という事で、締切ギリギリに何とか逮捕状(解答用紙)の作成が完了し、1/15の午前中に郵便局で投函してきました。

案の定、”当日消印有効”のまさに”当日”になってしまいました。

普段子供に「宿題は早めにやりなさい」とか言ってますが、人の事いえないですね・・。

もう推理の内容を書いても大丈夫だと思いますので、それでは早速・・(これが正解とは限らないため、決して「ネタバレ」とは言えませんが)。


まず犯人「芳川光葉」にしました。

(あ、ちなみに何通も応募するのは自分の中でアンフェアな気がしましたので、逮捕状は一通しか送っていません。)

光葉を犯人にしたのにはいくつか理由がありますが、やはり一番大きいのは「伊野部の携帯の着信音」でしょうか。

アンクの書によれば「ビートルズ」に変わっているであろう着信音を「ビバルディ」と証言しているのは、やはりその場にいなかったからではないかと・・。

他にもアリバイの問題や、ハトシェプストが出てくるからには犯人は男装した女性ではないか、など光葉を犯人した理由は色々ありますが、やはり一番の理由は着信音の証言です。

以下、私の推理(想像?)した「光葉が真犯人ストーリー」では・・

伊野部を呼び出し、催眠スプレーとハルシオンで昏睡状態にする。

船内の花瓶を伊野部の部屋の窓からぶら下げておき、ドアを開けると花瓶が落ちる仕掛けを作成。

昏睡状態の伊野部はセント・ジョセフ号に隠しておき、2/25の2時頃にナイル川の水を使って溺死させ(洗面器1杯分でもOKだと思います)、死体は赤茶色のトランクに隠す。

同じころ、スープレックスクルーズのマリカに電話をして誘導し、花瓶をナイル川に落とす(伊野部がエスナに停泊中のスープレックスクルーズで殺害されたように見せかけるため。)

アスワン到着後、男装して赤茶色のトランクを受け取り、夜中にエスナまで運んで伊野部の死体をナイル川に沈める(エスナでは、「無造作に置かれている漁師たちの手こぎボート」(p158)を使って水上に出たのだと思います)。

バンダルも催眠スプレーを浴びせたあと、絞殺。

死体は直立の恰好で、あおむけにしてレンタカーのなかに放置されていたものと思われます(直立なのは「橋にするため」(後述)。あおむけというのは「死斑は背中一帯に広がっている」(p311)より)。

また男装して昇平に会いに行き、これまた催眠スプレーとハルシオンで昏睡状態にし、ベッドのシーツで昇平を隠し、ルームサービスの大型ワゴンに乗せてレンタカーへ運び、カルナック神殿へ。

神殿のブロックの上に死後硬直中のバンダルを橋のように渡し、その上に昏睡状態の昇平を乗せます(もちろんそれぞれの首にロープを結びます)。

3/21の早朝、死後36時間経過したバンダルの死後硬直が解け始め(p163より)、2人とも首吊りの状態になります(昇平はこの時死亡)。

ちなみに2人をブロックの上に運ぶのにはクレーンを使ったのではないでしょうか(3/14のリハーサルに光葉は参加しており、この時使い方を習ったクレーンは3/21にも神殿に置かれたままでした)。

NILE R」は、「NILE」を逆さまから見ると「37IN」と読めます。

昇平が以前KV37の奥で拾ったフクロウは「m」を表すので、これが犯人のイニシャルという事で。

絵ハガキは、国名の頭文字を並べると「イノベシス(伊野部死す)」。

絵ハガキの写真は「アスワン→コムオンボ→エドフ→コムオンボ→アスワン」となっておりますので、これは伊野部の動き、つまりエドフからエスナに行ったのではなく、エドフからアスワンに戻った(というか戻された)という事を表しているのではないかと思いました。

あと、おまけとしては、光葉は伊野部の詐欺が原因で自殺した人の関係者(家族?)ではないかと妄想しました。

空港で中年女性が「あなた、磯貝さんですよね」と言うのを聞いた光葉は、そこで伊野部の正体に気づき殺害を決意するという・・。


合ってればいいな~。







皆様の応援がブログ更新の励みになります(^^)
よろしければ、お帰り前に応援クリックして頂けるとめっちゃ嬉しいです!!
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ホームへ


2009/01/16 23:59|Rの刻印TB:0CM:6

 

儚い羊たちの祝宴儚い羊たちの祝宴
(2008/11)
米澤 穂信

商品詳細を見る
これぞ、究極のどんでん返し! あらゆる予想は、最後の最後で覆される。ミステリの醍醐味と言えば、終盤のどんでん返し。中でも、「最後の一撃(フィニッシング・ストローク)」と呼ばれる、ラストで鮮やかに真相を引っ繰り返す技は、短編の華であり至難の業でもある。本書は、その更に上をいく、「ラスト一行の衝撃」に徹底的に拘った連作集。古今東西、短編集は数あれど、収録作すべてがラスト一行で落ちるミステリは本書だけ!

米澤穂信さんの最新連作短編集「儚い羊たちの祝宴」です。

オビには「あらゆる予想は、最後の最後で覆される-。ラスト一行の衝撃にこだわり抜いた、暗黒連作ミステリ。」と書かれていますが、はたして・・。


「身内に不幸がありまして」

舞台は、上紅丹地方に大きな勢力を持つ「丹山家」。

物語は、この家のお嬢様「丹山吹子」に仕える使用人「村里夕日」の手記、という形で進んで行きます。

親に隠れて、小酒井不木・海野十三・夢野久作・江戸川乱歩などの本を読み漁っているお嬢様。

お嬢様は高校卒業後、大学へ進学することとなり、上紅丹の地を出て行きます。

大学では「バベルの会」という読書倶楽部に入り、夏休み、「バベルの会」恒例となっている、蓼沼という別荘地での読書会まであと2日となった7月30日・・

勘当になっていた出来の悪いお兄様が、ライフルを持って突如丹山家のお屋敷を襲います。

使用人の夕日と帰省中だったお嬢様は力を合わせてお兄様を撃退し、その手首を切り落とします。

逃走したお兄様は死んだ事にされ、すぐに葬儀が行われたのですが、その後毎年7月30日になると、丹山家の人間が一人ずつ・・手首の無くなった状態で殺されていきます。

真犯人は・・。

そしてその動機は・・。

終盤真犯人は明かされるのですが、ラスト1行で、その驚きの動機が明らかにっ!


「衝撃」というよりは「なるほど」という印象でした。


「北の館の罪人」

舞台は、千人原地方に大きな勢力を持つ「六綱家」。

物語は、現当主の父親の隠し子(つまり現当主の腹違いの妹)である私「内名あまり」の視点で進んで行きます。

母の死の間際の言葉を頼りに、六綱家を訪れた私。

現当主の光次様は、私に手切れ金を渡して追い払おうとします。

しかし、光次様は「ここで暮らしたい」という私の申し出を受け、私は「北の館」と呼ばれる別館で暮らす事になります。

この「北の館」には早太郎様という、光次様の兄が軟禁されていました。

早太郎様の身の回りの世話をすることになった私。

(ちなみに、光次様の妹の詠子様は大学で「バベルの会」という読書会に入っているようです。)

そのうち、酢・画鋲・糸鋸・乳鉢などを始め、果ては牛の血やラピスラズリなど、次々と不思議な買い物を早太郎様から頼まれるようになります。

体調を崩し、少しずつ痩せ細っていく早太郎様。

ついに世を去ってしまう早太郎様ですが、いくつかの遺品を遺していきました。


ラスト1行は確かに衝撃的な内容ではあるのですが、それまでの流れからすれば普通に予想通りのラストでした・・。


「山荘秘聞」

舞台は、東京の目黒に本邸を構える貿易商「辰野様」の別荘で、八垣内という土地に建つ「飛鶏館」。

物語は、この別荘の管理人として雇われた私「屋島守子」の視点で進んでいきます。

この素晴らしい別荘に惚れ込み、いつお客様が来られてもいいように完璧に管理をしている私ですが、主人である辰野様は中々別荘を訪れてくれません。

(ちなみに、私が以前仕えていた「前降家」のお嬢様は「バベルの会」に入っていたようです。)

そんな冬のある日、私は雪山で遭難した登山者を発見し、飛鶏館で介抱します。

翌朝、捜索をしていた登山仲間たちが飛鶏館を訪れますが、なぜか私は自分が介抱した遭難者の事を彼らに隠しています。

捜索隊を飛鶏館に泊める事になり、近くの別荘からゆき子さんというお手伝いを呼びますが、ゆき子さんは私が何かを隠している事に気付いてしまいます。

私を問い詰めるゆき子さん。

以前仕えていた前降家では「特別な渉外」も任されていた私は、ゆき子さんの口も封じようとしますが・・。


このラスト1行は、今回の収録作の中では個人的に一番のお気に入りです♪


「玉野五十鈴の誉れ」

舞台は、駿河灘に面した高大寺という土地で勢力を持つ「小栗家」。

物語は、この家の一人娘「小栗純香」の視点で進んでいきます。

小栗家では純香の祖母が絶対的な力を持っており、誰もこの祖母に逆らえません。

下り坂になった小栗家を何とか復興させようとしている祖母ですが、後継ぎとなる男の子がいないため、純香を徹底的に管理・教育します。

そして純香の15歳の誕生日。

祖母は「あなたもそろそろ人を使うことを覚えたほうがいいでしょう」と、純香に「玉野五十鈴」という使用人を与えます。

次第に仲良くなる2人。

純香は祖母を説得して大学に進み、そこで「バベルの会」という読書倶楽部に入ります。

しかし、大学に入学してまだ2ヶ月も経っていない5月末。

ある事件により、純香は強制的に高大寺に呼び戻されます。

祖母からの待遇も変わり、五十鈴の態度も変わり、さらには小栗家に待望の男の子が誕生します。


ラスト1行は、「ゾクッ」と来ました。まさかあれが伏線になっていようとは・・。


「儚い羊たちの祝宴」

舞台は、昔「バベルの会」のメンバーが集まって読書をしていたサンルーム。

物語は、その朽ち果てたサンルームの円卓に置かれている一冊の日記をある女学生が読む、という形で進んで行きます。

日記を書いたのは「大寺鞠絵」。

ある理由から「バベルの会」を除名された学生のようです。

成金のパパが、最高の料理人である「厨娘」を雇った、という話が日記に書かれています。

宴の料理を作るのが専門のこの料理人は、最高の料理を作るために特別な料理法をとります。

次々と珍しい食材を調理する厨娘に対し、鞠絵が希望した食材は「アミルスタン羊」。

どうやら良質なアミルスタン羊が、毎年夏の盛りになると蓼沼という別荘地に集まるようですが・・。


ラスト1行は、特に「衝撃」ではないのですが。


こんな大げさなアオリ文句が無ければ、普通に面白い連作集でした。

「小市民シリーズ」などとは違ったダークな一面も楽しめました。

が、あまりにも「看板に偽りあり」です。

ラスト1行で「納得」と言うか「オチ」と言うか、とにかく特に「衝撃」では無いものがほとんどです。

ちょっと、読む前の期待度が高すぎました。


どうせなら新潮社さんも、昨年講談社の「YA!」レーベルから新たに発売になった綾辻行人さんの「十角館の殺人」のように、せめて「衝撃の1行」がページをめくった所に姿を見せるように配置する、ぐらいの事はやって欲しかったです。



さて米澤穂信さんは、2月に「秋期限定栗きんとん事件(上)」(仮)が、続く3月にはその下巻がそれぞれ創元推理文庫から発売になる予定です。

この機会に「春期限定~」から全巻そろえようかな。







皆様の応援がブログ更新の励みになります(^^)
よろしければ、お帰り前に応援クリックして頂けるとめっちゃ嬉しいです!!
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ホームへ


2009/01/15 23:54|・米澤穂信TB:0CM:0

 

今年は、有栖川有栖先生のデビュー作「月光ゲーム」が上梓されてちょうど20年!

有栖川有栖先生のファンサイト「有栖川探偵小説事務所」の管理人である堀江梨穂さんを中心に、以前から企画が進んでいた「20周年記念ピンズセット」が本日届きました。


P1080729 - コピー
チェシャ猫のマーク(普段あとがきに使われているマークから)


P1080726 - コピー
英都大学校章(「マレー鉄道の謎」サイン会時に配られた名刺から)


P1080728 - コピー
EMCバッチ(今回用にデザイン)


P1080721 - コピー
珀友社社章(今回用にデザイン)


カメラの性能と私の未熟な腕のせいで多少ピンボケなのはご容赦くださいませ。


堀江さんのご厚意により、珀友社の名刺も同封されておりました(私の実名入りですので画像は出せませんが・・)。

このピンズセットは建前上ファンの皆で作成した事にはなっておりますが、実質は上述の堀江梨穂さんが、ピンズ作成会社の選定や注文の取りまとめ・商品の発送など、この企画のほとんどの部分を一人でされており、多少の意見とわずかな費用を出しただけの私は本当に頭が下がるばかりです。

堀江さん、本当にお疲れ様でした。

そして、すばらしい企画をありがとうございました。


このピンズセットは、当然有栖川有栖先生はじめ、関係者の方々にも送られております。


有栖川先生、喜んでくれるといいな~♪







皆様の応援がブログ更新の励みになります(^^)
よろしければ、お帰り前に応援クリックして頂けるとめっちゃ嬉しいです!!
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ホームへ


2009/01/08 23:42|・有栖川有栖TB:0CM:4

 

本格ミステリー・ワールド 2009本格ミステリー・ワールド 2009
(2008/12/19)
島田荘司

商品詳細を見る
巻頭言 40億人の魚(島田荘司);対談 笠井潔×小森健太朗「今の本格ミステリー評論に求められるもの」;読者に勧める黄金の本格ミステリー作者自作解説;読者に勧める黄金の本格ミステリー(小森健太朗;つずみ綾;二階堂黎人);作家の計画・作家の想い;天城一氏を悼む(つずみ綾);Writers in season:2008 二〇〇八年旬な作家たち(岸田るり子;高田崇史);ポール・アルテとのメール交換(つずみ綾);ミステリー論壇(大倉崇裕;霧舎巧);新人賞応募者へのアドバイス(有栖川有栖)〔ほか〕

今日は小説ではありませんが、南雲堂から毎年刊行されている「本格ミステリー・ワールド2009」を読み終えました。

内容としては原書房の「本格ミステリベスト10」に近いですが、「本格ミステリー・ワールド」の方は島田荘司さんが監修にあたっており、普通のランキング本とは違って、作品の紹介はもとより、作家さんの近況報告やインタビューなどにも力を入れている本です。

という事で、感想、と言うよりは内容の紹介をつらつらと・・


まず「読者に勧める黄金の本格ミステリー」

今年は、

  ランボー・クラブ/岸田るり子(東京創元社)

  少女ノイズ/三雲岳斗(光文社)

  完全恋愛/牧薩次(マガジンハウス)

  山魔の如き嗤うもの/三津田信三(原書房)

  青銅の悲劇/笠井潔(講談社)

  浮遊封館/門前典之(原書房)

  しらみつぶしの時計/法月綸太郎(祥伝社)

  トスカの接吻/深水黎一郎(講談社)

  ペガサスと一角獣薬局/柄刀一(光文社)

  1/2の騎士/初野晴(講談社)


の10作品(順不同)が選ばれていました。

ちなみにランキング本ではありませんので、特に順位はありません。


また「作家の計画・作家の想い」のコーナーから、私が個人的に気になる内容をピックアップしていくと・・

 綾辻行人さんは、社会派ノワール超大作「馬鹿野郎ども」を鋭意執筆中とのことですが・・綾辻さんが「社会派ノワール」!?

 何かイマイチ信じられないのですが・・。

 有栖川有栖さんの、迷わず自分の信じる本格をただひたすら書き続ける、という姿勢には本当に頭が下がります。

 ご本人は謙遜されていますが、今や立派な本格の「巨匠」です。

 石持浅海さんは、「顔のない敵」の文庫版が今月発売です(ちょうど今日ぐらいだったかな?)

 新作も続々と予定されているようですので、今年も楽しみです。

 大倉崇裕さんは、「福家警部補」の第2短編集が今年こそは刊行される・・予定。

 「ミステリーズ!」での連載も再開されるようですので、こちらも非常に楽しみです。

 霞流一さんは相変わらずの調子ですね。

 「ロング・ドッグ・バイ」って・・。

 「刑事コロンボ+必殺+サイコスリラーって感じの闇鍋系本格ミステリー」も、もし刊行されればぜひ読みたいです。

 北山猛邦さんは、「踊るジョーカー」のサイン本が手元にあるのですが、まだ読めていません・・、すみません。

 連載時に読んでいるため、単行本を読むのが少し後回しになってしまっていますが、出来るだけ早く読みます。

 くろけん(黒田研二)さんは、相変わらず2008年に1冊も本を出せなかった言い訳がずらずらと・・。

 ま、確かにロックくんめちゃめちゃ可愛いですもんね!

 驚いたのは篠田真由美さんです。

 何と「本格ミステリへ別れを告げる」そうで・・。

 新しい作家さんが次々と登場する中で、逆にこうやって本格のフィールドから去って行かれる方がいるのは非常に寂しい事ですが、自分の興味のあるジャンルを作品にしていくのが一番だと思いますので、これからの変わらぬ活躍をお祈りいたします。

 道尾秀介さんは、連作短編集「鬼の跫音」が今月発売。

 「片眼の猿」「ソロモンの犬」「ラットマン」「カラスの親指」に続く「干支シリーズ」だそうで・・そんな話初めて聞きました。

 他にも「龍神の雨」「真備シリーズの短篇集(タイトル未定)」「球体の蛇」など、今年も盛りだくさんの予定のようです。

 三津田信三さんは、春頃に刀城言耶シリーズ初の中短編集「密室(ひめむろ)の如き籠るもの」が講談社ノベルスより発売。

 同時期に、シリーズ1作目の「厭魅の如き憑くもの」が講談社文庫で発売になり、逆にシリーズ中唯一ノベルス版だった「凶鳥の如き忌むもの」が「特装版」として原書房からハードカバーで発売になるようです。

 まさに刀城言耶祭り!

 

・・ということで、今年も私の読書のスピードが、とても新作の刊行について行けそうにありませんが、今年も1作でも多くの作品と触れ合い、またこの場で紹介していこうと思います。




ブログを書く暇があったらもっと読めるのでは、というのは禁句です







皆様の応援がブログ更新の励みになります(^^)
よろしければ、お帰り前に応援クリックして頂けるとめっちゃ嬉しいです!!
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ホームへ


2009/01/07 23:43|・その他TB:0CM:2

 

本格ミステリ作家クラブ」のサイト(←右のリンク集からどうぞ!)が更新され、「2009年1月の本格トピックス」が掲載されています。


先月よりスタートした、「私の愛するキャラクター」(「ジャーロ」より転載)では、「小林少年と少年探偵団」が一番共感できました。

世代を超えて愛される江戸川乱歩の作品。

私の小さな息子たちも、今は「かいけつゾロリ」や「怪談レストラン」などを楽しく読んでいますが、本格ミステリばかりが並ぶ私の本棚にも興味津々のようで、私の二の舞(?)になるのは時間の問題かも・・。

昨年還暦を迎えた私の父も、「本格」ではありませんが、広い意味での推理小説は昔から好きで今でもよく読んでいるようですので、やはり私もどこかでその影響を受けたのだと思います。


さて、綾辻行人さんが「必要があって」刑事コロンボを観直している、というのも気になります。

刑事コロンボ」と言えばやはり大倉崇裕さんですが、綾辻さんも倒叙物でも書くのでしょうか?

くろけん(黒田研二)さんは、自身のブログにも書いていましたが帯状疱疹になったそうで、私は経験ありませんが以前これにかかった友人の話によると、かなり辛いそうですね・・。

無事に治っているようで、良かったです。


本格ミステリ作家クラブの編纂で、毎年講談社ノベルスからアンソロジーが発売されていますが、その中から「本格ミステリ’05」が、「大きな棺の小さな鍵」というタイトルで今月講談社文庫より発売になります(ノベルス版は「’01」を皮切りに、現在「’08」まで刊行。そのうち「’01~’04」まではすでに文庫になっています。詳しくは「本格ミステリ作家クラブ」サイトの「アンソロジー」の項目をご覧ください)。

ちなみに私は単なる本格ファンであって、本格ミステリ作家クラブの回し者ではありません。

念のため。

しかし今月発売のこの文庫(「大きな棺の小さな鍵」)は、今年の5月に開催される「第9回本格ミステリ大賞公開開票式」に招待してくれるプレゼント企画付きのようですので、これは買わねば!


こうしてまた未読の本が消化しきれずに増えていく・・。







皆様の応援がブログ更新の励みになります(^^)
よろしければ、お帰り前に応援クリックして頂けるとめっちゃ嬉しいです!!
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

「謎と論理と遊び心」トップへ



2009/01/06 23:11|・本格ミステリ作家クラブTB:0CM:0

ホーム 全記事一覧 << 前ページ 次ページ >>

ブログ内検索 

リンク 

このブログをリンクに追加する

読書ログ 

音倉誓示のつぶやき 

    follow me on Twitter

    最新コメント 

    最新トラックバック 

    Copyright(C) 2006 謎と論理と遊び心 All Rights Reserved.
    Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。