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~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

プロフィール 

音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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ようやく本日「Rの刻印」の解決編が到着しました!


犯人・動機・トリックなどほぼ全て推理(過去記事)どおりで大満足

・・と言いながら賞品がもらえなかったのは残念ですが。


一応簡単に解決編の内容を書いておくと・・

まず、真犯人は「芳川光葉」、動機は伊野部(磯貝)の詐欺の被害に遭って自殺した親の復讐です。

やはりとっかかりは携帯の「ビバルディ」発言、決め手はアリバイ、といった所です。

NILE R」の解釈も、ひっくり返して「37IN」で、そこからKV37の「フクロウ」→イニシャル「M」→「光葉」で大正解でした!

伊野部を、自分が乗っている「セント・ジョセフ号」に移してナイル川の水を使って溺死させ、トランクで降ろして車で運んだ事や、アリバイ工作のために花瓶をつるした仕掛けを作り、マリカに作動させたところも合ってました(ただブレスレットが光葉の落し物だとは思わなかった!)。

バンダルと昇平の、死後硬直を利用したトリックも応募した内容の通り。

絵ハガキも「イノベシス」で伊野部の移動経路を表している、で合ってました。



という事で、逮捕状に書いて送った内容は全て合っていたのですが、分かっていたけど特に逮捕状には書かなかった事や、そもそも思いつかなかった事も色々ありましたので、優秀名探偵賞から漏れたのはそれが原因でしょうね。

具体的には・・

トランクの入れ子構造や塗り替えも思った通りでしたが、書いてない。

ブレスレットについては逮捕状では特に触れなかったのですが、まさか犯人の落し物とは・・。

NILE R」の解釈は正解だったのですが、それ以外の解釈を思いつかなかった(漢字の「岸」になるとか・・)。

ジャッキについても逮捕状では特に何も触れなかった。


う~ん、こうしてみると結構漏れがありますね。

ま、苦手な「犯人当て」でここまで健闘できてよかった!



今度はぜひ「ミステリーナイト」にも参加してみたいものです。







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2009/03/12 23:59|Rの刻印TB:0CM:0

 

Rの刻印」の解答編はまだ届いておりませんが、Web上では各賞の当選者が発表になっているようです。


最優秀名探偵賞(エジプトクルーズツアー)は、大阪府の「Sa・K」さん。

その他の各賞も抽選で決まったようです(一時的にリンクを張ります→講談社BOOK倶楽部)。


う~ん、どうやら私の名前は無いようですね。

「暗黒館の殺人クリアファイル」が欲しかった・・残念。



ま、それよりも犯人が誰なのか早く知りたいですが・・。

おそらく近日中には解答編が届くのでしょう。



NHKの「探偵Xからの挑戦状」の受付もそろそろ始まると思いますので、今度はそちらで頑張ってみます!







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2009/03/10 23:59|Rの刻印TB:0CM:0

 

ペルソナ探偵 (講談社文庫)ペルソナ探偵 (講談社文庫)
(2009/02)
黒田 研二

商品詳細を見る
作家を志し同人誌を作る六人の男女が、チャットルーム「星の海」に集まった。星の名前をハンドルネームにした彼らに面識はなく、プライベートは秘することを約束事にしていた。だが、そのことがすべての事件の伏線となり、真の悲劇を招き寄せる。それぞれの謎が環となって、予測不能の最終章へと繋がる衝撃作。

先日文庫になった、くろけん(黒田研二)さんの「ペルソナ探偵」(講談社文庫)を読みました。

デビュー作「ウェディング・ドレス」に次ぐ、第2作目になります。

さてさて、今度はどんな手で読者を驚かせてくれるのか・・。


ネット上の「星の海☆チャットルーム」という会員制サイトに集う6人。

全員が作家を目指すメンバーばかりです。

主宰者である「カストル」の呼びかけで集まったメンバーは、それぞれ「スピカ」「アンタレス」「カペラ」「ベガ」「ポルックス」という名前で呼び合い、メンバーの本名や連絡先を知っているのは「カストル」だけ。

ところがある日、あるメンバーの元に一本の電話が・・。


いや~面白かった!

この作品、何がすごいかって全編がほぼ「作中作のみ」で構成されているんです。

小説の中に「登場人物が書いた別の作品が挿入される」、というのは割とありがちなパターンですが、これだけ「作中作」が大部分を占める作品はさすがに初めて読みました。

よくこんなこと思いつきますね・・。



作中、同人誌「スターチャイルド」への掲載作という事で、「メンバーそれぞれが自分の身に起こった事件を小説にした作品」が順番に紹介されていきます。

まず「スターチャイルド第5号」に掲載された、スピカの書いた事件簿「フィンガーマジック」。

「第6号」にはアンタレスの書いた事件簿「殺人ごっこ」。

「第7号」にはカペラの書いた事件簿「キューピッドは知っている」。

そして最後、ポルックス視点の事件簿で、メンバーに起こった悲劇の真相がついに明かされます。



スピカの「フィンガーマジック」以下、それぞれの作中作自体が独立した一篇の短編ミステリとして成立しており、さらに最後のポルックスの事件簿で作品全体を貫きとおす謎までも解明されていくという、非常に贅沢な作品でした。

最後はこういう展開になるんだろうな~と思いながら読み進め、ある程度は予想できた・・つもりだったのですが、そこはくろけんさん、一筋縄では行きませんでした。

辿り着いたつもりの真相が次から次にひっくり返され、まさにどんでん返しのつるべ打ち!

あれもこれも伏線だったのか、と感慨にふけりながら、「Killer X」を読んだ時と同じく真相の上に別の真相が次々と上塗りされていく感覚は非常に楽しいものでした。

中々やりますねくろけんさん!

ただの変態オヤヂじゃないですね!(口がすべりました。ホントにすみません。)

無理やり褒める必要は無いから忌憚のない感想を、と以前言われましたが、これが素直な感想です。

よくまあこれだけのややこしいプロットをきちんと組み立てたものだと感心するばかり・・。

無理に厳しい意見を言うならば、やはり新本格らしいというか、パズル的な小説だとは思います。

残念ながら、読んでいて登場人物に感情移入してしまい悲しさに胸が締め付けられたり、といった事はありませんでした。

そういう意味では「文学的な小説」からは遠い作品かもしれませんが、何より、この斬新でトリッキーな設定を思いつき、それを破綻なく仕上げてあるこの作品はまぎれもなく傑作だと思います。



今週発売の「カンニング少女」(文春文庫)も楽しみです。


以前に東野圭吾さんのエッセイを読んでいたので、「ザウス」が出てきた時はちょっと笑いました。







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2009/03/08 23:59|・黒田研二TB:0CM:2

 

マリオネット・エンジン (講談社ノベルス)マリオネット・エンジン (講談社ノベルス)
(2009/02/06)
西澤 保彦

商品詳細を見る
パートナーを機械で理想のタイプに変換し愛することのできる時代が到来した。その技術に賛否が渦巻く中、思いも寄らぬ恐怖が開発者を襲う!表題作『マリオネット・エンジン』をはじめ恐怖に満ちた6作品を収録。ロジックに定評ある西澤保彦のすべてを凝縮したSFホラー短編集誕生。

西澤保彦さん初の非ミステリ短編集「マリオネット・エンジン」を読みました。

1999年から2008年にかけて雑誌などに掲載された作品に、書き下ろしの表題作「マリオネット・エンジン」を加えた1冊のようです。

ミステリ読みの私が「非ミステリ短編集」を読んでまともな感想が書けるのか、かなり不安な所ではありますが・・。


「シュガー・エンドレス」

砂糖にとりつかれた主人公(高校を中退した17歳の少年)が、家族の食事に使う砂糖の量を、家族には気付かれないように少しずつ、しかし大量に増やしていく話。

知らないうちに大量の砂糖を摂取してしまった家族たちは、やがて・・。

先日読んだ「スナッチ」も顔負けの、健康蘊蓄満載の作品になっていました。

しかし、きちんと下調べして書かれたであろうこの作品は「小説として」以上に「現実として」恐ろしく、私はちょうどペットボトル片手にこの作品を読んでいましたが、途中で飲むのをやめてしまいました(いやホントに)。

しかし何でまたこんな作品を書いたのかと不思議に思っていたら、「フェティシズム・ホラー」というお題で依頼された作品だったんですね。

納得。


「テイク」

何と1987年に同人誌に発表した作品を元にして書かれた作品。

著者の歴史を感じます(そのころ私はまだ小学生かな・・)。


自我形成の歴史、つまりは「過去」を洗いざらい拾い出す「遡行性自我解析装置」なる装置の実験台にされた主人公。

次第に記憶が混乱していく主人公に語りかけ続けてくる人物は、いったい誰なのか・・。


太平洋戦争に関する、日本人の内的自己と外的自己の考察は興味深かったです。


「家の中」

コテコテのSFである「テイク」から一転して、今度はホラーです。

父が新築した自宅の和室に、10歳の「私」にしか見えない「敷きっぱなしの布団」が・・。

やがて布団の中には横たわる老婆の姿も見え始めますが、それが見えるのは、兄に犯され続ける私だけ。

三津田信三さんの「凶宅」のような雰囲気を持つ作品でしたが、淡々とストーリーが進んで行き、ラストもイマイチでした。


「虫とり」

雑誌「メフィスト」の「0番目の事件簿」という企画(作家のデビュー以前の習作をそのまま掲載するといいう企画)で掘り起こされた作品。

元々はSF同人誌用に書いた作品だそうです。

バイオロイドに発生するバグをデバッグするのが仕事の「おれ」と「クラム」。

しかしいくらデバッグしても、次から次にバグが発生し・・。


ミステリ的要素が含まれたSF、というところが後の(現在の)西澤保彦さんの作風をすでに表しているようで、面白く感じました。


「青い奈落」

「重力が反転する世界」の夢をみる主人公。

それはあくまで「夢」だったはずですが・・・。


著者本人もあとがきに書いていますが、私も、この眩暈を起こしそうなイメージの作品は今回の収録作の中ですごく気に入りました。

「うつし世は夢、夜の夢こそまこと」-私の頭には、この有名な言葉が浮かんできました。


マリオネット・エンジン

書き下ろし作品です。

「パスティッシュ造形」だの「セクスプロイタ」だの「フェティ・シフト」だの、普段読みなれない言葉が次々に出てきて、ストーリーに入り込むのに少し苦労しました。

ただSFではあるのですが、この物語を成立させる複雑なロジックの組み立てはさすがです。

やはり私は、これだけロジカルな作品が書ける西澤保彦さんの「ミステリ」が読みたい。


と言う事で、やはり「非ミステリ」だけあって肌に合わない作品が多かったです・・当り前か。

ただ、作家さんの「別の顔」もたまには面白いですね(ま、西澤保彦さんは元々SF寄りのミステリが多いですが・・・「チョーモンインシリーズ」も好きです)。

とにかく、「匠千暁シリーズ」を早く読破せねば。







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2009/03/07 23:59|・西澤保彦TB:0CM:0

 

今日は、毎月恒例になってきている「本格ミステリ作家クラブ」サイト更新のお知らせです。

サイトへは右のリンク集からどうぞ。



さて、「会員の新刊」からは・・

有栖川有栖さんの「赤い月、廃駅の上に」(メディアファクトリー)、歌野晶午さんの「そして名探偵は生まれた」(祥伝社文庫)の2点は購入済みですので、近々読みます。

くろけん(黒田研二)さんの「ペルソナ探偵」(講談社文庫)は、ちょうど今日読み始めました。

くろけんさんは今月「カンニング少女」も文庫になりますので楽しみです。

西澤保彦さんの「マリオネット・エンジン」(講談社ノベルス)は昨日読み終えましたので、いま記事を書いている最中です。

三津田信三さんは、死相学探偵シリーズ第2作目の「四隅の魔」(角川ホラー文庫)が発売ですね。

1作目の「十三の呪」がまだ未読ですので早く読まないと。


「執行会議メンバー・今月の一言」からは・・・

歌野晶午さんは花粉症なんですね。

私も結構ひどい方ですが、3年前に転勤で今の土地に来てからは少し症状が和らいだ気がします。

大倉崇裕さんは相変わらず怪獣の話題ですが、福家警部補の新作を楽しみにしています。

くろけんさんは新作を執筆中なのかな?

未読作品を少しずつ読みながら、気長に待ちます。

法月綸太郎さんは、個人的にはあまり色々深く考えないでもう少し気楽に小説を書いて欲しいと思っていますが・・・評論家としての目で小説を読んでしまうと中々そうもいかないんでしょうね。



最近、1冊読んでは3冊買って・・という日々を繰り返していたら、さすがに妻から「買いすぎ!」とお叱りが・・。

「今月から月に5冊まで!」と言われましたが、それは無理







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2009/03/05 23:59|・本格ミステリ作家クラブTB:0CM:0

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