~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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「更新されねぇブログはただのブログだ」というセリフを誰かが言ったかどうかは知りませんが(意味が分からない方はジブリ作品”紅の豚”を観て下さい)、あまりの忙しさに気がついたらブログが一週間ほったらかしになっておりました・・・。

江守さん、なおさん、コメントもすっかり遅くなってしまって申し訳ありませんでした・・・。

まぁそもそもこのブログは豚ではないし、別にただのブログなので更新しなくちゃいけない訳ではないですが、せっかく毎日数十人から(ごく稀に)百数十人の物好き(?)な方が見てくださっているようですので、今後はマメに更新します。

といっても毎日毎日レビューを書けるわけもありませんので、そもそものブログの目的の一つである「自分自身の備忘録」として今後は「読了日記」を書く事にしました。

今までのような本の感想も当然続けていきますので、その合間のお目汚しとして「あ~、あいつ最近こんなの読んだのか~」とか思いながら、よかったら見てくださいませ。

という事で、7/1(水)の分。


「ミステリーズ!Vol.35」(東京創元社)より
 ・原作と映像の交叉光線(クロスライト)第13回 イリュージョンの陰画―『幻影師アイゼンハイム』/千街晶之
   まだ観てない映画なのに、誘惑に勝てずネタバレ批評を読んでしまった。だがやはり面白そうな映画なので近いうちにぜひ観たい。
 ・うさぎ幻化行(第17回)/北森鴻
 ・タベル/乾ルカ
  今回は心温まる話だった。ユウキさんのキャラが好き。
 ・双生児/小林泰三


毎年の事だが6月下旬は忙しい。「名ばかり管理職」の名の元にありえない○○時間労働はさすがに無理がある。まぁ年に1回だから何とか耐えられるが、何かもっといい方法はないものか。

先日久しぶりにマジックグッズを購入。ユリ・ゲラーを彷彿とさせる「スプーン曲げ」。ギミックはよく出来ているが実際に演じるとイマイチだった。以前買った「お札を突き刺すボールペン」は最高だったのに。本格ミステリがトリックそのものよりも、そのトリックの「見せ方」が大切なように、やはりマジックもタネよりも「演じ方」が重要。過去に例のない素晴らしいトリックでも見せ方を間違えると駄作になるし、使い古されたトリックでも物語と有機的に融合すれば素晴らしい作品になる、と思う。







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2009/07/03 02:30|・読了日記TB:0CM:0

 

パラドックス学園―開かれた密室 (光文社文庫)パラドックス学園―開かれた密室 (光文社文庫)
(2009/01/08)
鯨 統一郎

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パラドックス学園パラレル研究会、通称パラパラ研。ミステリ研究会志望のワンダは何故か、このパラパラ研に入部することに。部員はドイル、ルブラン、カー、クリスティーと名だたるミステリ作家の名前を持つものばかりだが、誰もミステリを読んだことがないという…。やがて起きる“密室殺人”と予想もできない究極の大トリック。

鯨統一郎さんの「パラドックス学園」(光文社文庫)を読みました。

先日の「ミステリアス学園」(光文社文庫)に続く、「湾田乱人シリーズ(?)」の2作目です(「ミステリアス学園」の記事はこちらから→「ミステリアス学園/鯨統一郎」(光文社文庫)読了。)。

「ミステリアス学園」では冒頭に「*冒頭の一行で、内外名作ミステリのすべての真相を明かしていますので、未読のミステリを残しているかたは二行目からお読みください。」という無茶な一文が付されていましたが、今回の「パラドックス学園」では、同じく冒頭にこんな一文が。

作品内で、この作品自体の犯人、トリックなどに言及していますので、本作を読了されたかただけこの作品をお読みください。

・・・・・さすが“パラドックス”学園。


さて、今回の主人公は「ワンダー・ランド」。

前作の主人公「湾田乱人(わんだらんど)」と微妙に名前が違いますが、どうやら彼は前作の後に別の世界に転生し、今度はワンダとして、アメリカにあるパラッドクス学園に入学したようです。

前作で、ミステリ初心者だった湾田はミステリアス学園のミステリ研究会(通称“ミスミス研”)に入部してミステリの事を色々と学びました。

という事で、今回の主人公であるワンダはすでにかなりのミステリマニアなのですが、入学したパラドックス学園にはミステリ研究会が無かったため、しかたなく「パラドックス学園パラレル研究会」、通称「パラパラ研」に入部する事にします。

部室を訪れたワンダの前に姿を現したのは、ともに3年生だという先輩二人、その名も「コナン・ドイル」先輩と「モーリス・ルブラン」先輩です。

しかしその名前とは裏腹に、この二人は「ミステリ小説」というものが何なのか知らないようで、しかも話をしていくうちに、この世界にはなんと「ミステリ」という概念自体が無い事が判明します。

そこに姿を現すのは、2年生の「アガサ・クリスティー」先輩。

そしてさらに翌日には、ワンダ同じく新入部員として「ジョン・ディクスン・カー」も登場します。

そして中々その姿を現さないパラパラ研の部長は、やはりこの人「エドガー・アラン・ポー」先輩でした。

数日後には「フレデリック・ダネイ」と「マンフレッド・B・リー」の二人も新たに入部し、明らかに若かりし頃の大物ミステリ作家が集合しているとしか思えない状況なのですが、ワンダ以外は誰も「ミステリ」を知りません。

書店に出かけ、店員にミステリのコーナーはどこか尋ねると、怪奇現象やUFOの本の所に案内される始末。

どうやらこの世界には、ノンフィクション以外に「殺人事件を扱った小説」というのは無いようです。

ところが!

なんとこの世界では、「内側から鍵がかけられていた部屋で人が殺され、2つしかない合鍵は2つとも被害者のポケットから発見された事件」や「独房のような、壁の高いところにわずかな穴しか空いていない部屋で人が殺された事件」が毎日のように起こっており、しかもカーが言うには、海の向こうの日本という国は不可能犯罪の宝庫で「館全体を斜めに造ってしまったり」「館全体が機械仕掛けで動くように造ったり」と、犯罪を犯すために館をまるごとつくってしまう犯人がやたらと多く、中には妙な館ばかり造っている有名な建築家(きっと「N村S司」の事ですね!)もいるそうです(笑)

そう、この世界は「推理小説」こそ無いものの、現実には不可能犯罪が多発している世界だったのです!

ポー先輩の部屋に現れる着ぐるみの大猿や、ドイル先輩の部屋に現れる毒蛇のオモチャなど、茶目っ気のあるシーンを挟みながら物語は進んで行き、時にはフレデリックとカーが「真に美しいのは“ロジック”か“トリック”か」で大議論をしたりします。

そのうち、ワンダの勧めでみんなは少しずつミステリ小説を書く事に興味を持ち始め、アガサ先輩はベルギー人の叔父や、セント・メリー・ミード村に住んでいる叔母さんを主人公にした物語を構想し始めるのですが、そんな中、密室である「シェルター」に閉じこもっていたカーが何者かに殺害されてしまいます。

はたして犯人は誰なのか!?

パラパラ研のメンバーによる様々な推理が飛び交う中、この逆説に満ちた世界の中でワンダの本当の名前も明らかになり・・・・・。


いやいや、前作「ミステリアス学園」に負けず劣らずこれまた楽しめる一冊でした。

メフィスト2009Vol.1」に掲載されている「ミステリジョッキー第7回」の中で、有栖川有栖さんと綾辻行人さんは、ミステリの魅力には「オドロキ」と「ナルホド」の二種類がある(もちろん優れた作品はこれが同時に来る)という趣旨の話をされていますが、この表現を借りるなら、この鯨統一郎さんの「パラドックス学園」(と前作「ミステリアス学園」)の魅力は「ニヤニヤ」といったところでしょうか。

意外な犯人の「オドロキ」はありますが、とても万人が納得するような物ではないでしょうし、「ナルホド」に関しては色々と無理な所のある作品ではあるのですが、ただ2冊とも終始「ニヤニヤ」しながら読めた作品だったという事は自信を持って言えます(笑)

懐かしのパラパラ漫画も付いたこの一冊、どうぞ皆様ご一読を。


それにしても、とてつもなくシュールなラストシーンが頭から離れません・・・。







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2009/06/25 16:01|・鯨統一郎TB:0CM:0

 

黒田研二さん脚本(前川かずおさん画)の「逆転検事 第8話”逆転の銃弾④”」を読みました。

って実は6/15(月)に買って読んだので、もう10日も前ですね・・・。

すっかり記事を書くのが遅くなってしまいました。


さて、シリーズ「逆転の銃弾」もこれで完結。

あの人物の正体、盗んだ宝石の隠し場所、発砲の順番、すべて思った通りでした(分かりやすいヒントだったのでイバる事では無いですが・・・)。

ただ、あの人物が開き直った後に御剣が指摘した”アレ”に関しては気付いてなかった。

う~ん、今回は完全に読み解いたと思ったのに少~し上を行かれた気分。

ちょっと詰めが甘かったか~。


くろけんさんのブログにも書かれていますが、ヤンマガの「逆転検事」はこのあと少しお休みするようで、次回は8/17(月)発売の第38号から連載再開のようです。

という事で「彼岸島」や「暴想処女」の続きが気になりながら、次は8/17発売分からまた買い始める予定です(雑誌担当者さん、定期購読を始めた途端に中止する迷惑な店長でゴメンナサイ・・・)。



さて、ヒマを見つけて少しずつ進めているDS版「逆転検事」。

逆転検事(通常版)逆転検事(通常版)
(2009/05/28)
Nintendo DS

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ようやく第3話の「さらわれる逆転」をクリアしました。

今回の「逆転検事」では真宵ちゃんが登場しないのが寂しかったのですが、代わりに(?)美雲ちゃんが登場して一気に華やかになりました。

それにしても美雲ちゃんの持つ秘密兵器はすごい・・・。

大好きな「オバちゃん」も登場して大満足でした。

DS版「逆転検事」の公式サイトでは面白そうな企画(「江城プロデューサー殺人事件」)も始まっているようですので、挑戦してみてはいかがでしょうか。


あぁ、また余計な事をしてライバルを増やしてしまう・・・・。







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2009/06/25 02:04|逆転裁判&逆転検事TB:0CM:2

 

昨年、ミステリ好きなら絶対に観るべき映画と言う事で「キサラギ」という映画を観ました(ブログを始める前ですので記事はありませんが)。

これが評判通り本当に面白い映画で、今でも事あるごとに人に勧めてまわっているのですが、以前音楽関係の取引先の方にその話をしたとき、「それなら”アフタースクール”も気に入ると思いますよ」と言われてそれ以来ずっと気になっていたのですが、ようやく先ほど観ました。

アフタースクール [DVD]アフタースクール [DVD]
(2008/11/28)
大泉洋 佐々木蔵之介

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母校の中学校で働く教師・神野の元に、かつての同級生だと名乗る探偵・北沢が訪ねてくる。ちぐはぐなコンビは少しずつ調査を進めていくが、やがて物語は思わぬ方向へ…。


いや、もう最高!!

何でこんな面白い映画をすぐに観なかったのだろうと激しく後悔しました。

生まれて初めて、観終わったばかりのDVDをもう一度最初から観ました!

良く出来たミステリ小説は再読が面白いと言いますが、まさに1度目だけではなく、2度目も最高に楽しめる映画でした。


何となく違和感を抱えながら進んでいた物語が、ある1点で突然姿を変えるこの映画の楽しさは、まさに優れた本格ミステリを読んだ時の感動そのものでした!

作品を楽しんでもらうために、あえて細かいストーリーは紹介しません。

すでに観ている方からは「何をいまさら」と言われそうですが、ミステリ好きでまだこの映画を観ていない方は、とにかく観てください!!

面白かった~!

特に終盤の「うどん屋」のシーンは笑いました。

2度目に観た時には、前半の一つ一つのシーン、一つ一つのセリフ、一つ一つの表情が、全て別の意味を持っていた事を思い知らされます。


あ~、もう一回観ようかな。







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2009/06/23 02:15|・ミステリ映画&ドラマTB:0CM:0

 

え~と、今回はタイトルからして取り留めのない話になりそうですが・・・、


まずは「第9回本格ミステリ大賞授賞式」が6/13(土)に都内の出版クラブ会館で行われました。

出版クラブ会館と言えば、数年前に私もここで50社以上の出版社の方々を前に色々しゃべった思い出が・・・。

ま、ミステリとは関係の無い「表の仕事」の方で、ですが。

あの時は名刺があっという間に一箱分無くなってアセった覚えがあります


それはさておき、開票式と違って授賞式は関係者のみですので当然私は呼んでもらえない(←当たり前)わけですが、どうやら喜国雅彦さんの乾杯の音頭が大好評だったようで

ナマで聞きたかった!!

詳しくは霞流一さんのブログを探してみてください。

ちなみに二階堂黎人さんのウェブサイトにはパーティーの写真が何枚かアップされています(「妖怪てかりオヤジ」さんの姿も・・・)。

と言う事で黒田研二さんっ、その音声データ、いつか聞かせてくださいっ!!

何の事か分からない方は、作家さん方のブログやサイトを探してみてくださいm(_ _)m



で、その翌日の6/14(日)は、予定通り丸の内オアゾで「辻真先円堂都司昭北村薫有栖川有栖黒田研二」(敬称略)の5名によるトークショーも行われたようです。

残念ながらさすがに2ヶ月連続で東京まで行く余裕はなく、どのようなトークショーだったのか全然分からないのですが、次号(9/15発売)の「ジャーロ」(光文社)か「本格ミステリ作家クラブ」のサイトで楽しく読もうと思います。



で、その「ジャーロ」の最新号↓

EQ Extra GIALLO (イーキューエクストラジャーロ) 2009年 07月号 [雑誌]EQ Extra GIALLO (イーキューエクストラジャーロ) 2009年 07月号 [雑誌]
(2009/06/15)
不明

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の、最後から1ページめくった所に、開票式に関しての私のレポート(このブログに書いたレポートとは別物です)が抜粋掲載されています

ありがとうございますm(_ _)m

音倉誓示」の名前で活字が掲載されるのは初めてですので、何だかすごく面映ゆいです。



さぁ~て、まだまだいっぱい読んでいっぱい書くぞ~っと。







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2009/06/18 01:46|・本格ミステリ作家クラブTB:0CM:2

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