~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

プロフィール 

音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

FC2カウンター 

最新記事 

カテゴリ 

月別アーカイブ 

RSSリンクの表示 

メールはこちらから 

名前:
メール:
件名:
本文:

ホーム 全記事一覧 << 前の記事 次の記事 >>

 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/-- --:--|スポンサー広告

 

本格ミステリー・ワールド 2009本格ミステリー・ワールド 2009
(2008/12/19)
島田荘司

商品詳細を見る
巻頭言 40億人の魚(島田荘司);対談 笠井潔×小森健太朗「今の本格ミステリー評論に求められるもの」;読者に勧める黄金の本格ミステリー作者自作解説;読者に勧める黄金の本格ミステリー(小森健太朗;つずみ綾;二階堂黎人);作家の計画・作家の想い;天城一氏を悼む(つずみ綾);Writers in season:2008 二〇〇八年旬な作家たち(岸田るり子;高田崇史);ポール・アルテとのメール交換(つずみ綾);ミステリー論壇(大倉崇裕;霧舎巧);新人賞応募者へのアドバイス(有栖川有栖)〔ほか〕

今日は小説ではありませんが、南雲堂から毎年刊行されている「本格ミステリー・ワールド2009」を読み終えました。

内容としては原書房の「本格ミステリベスト10」に近いですが、「本格ミステリー・ワールド」の方は島田荘司さんが監修にあたっており、普通のランキング本とは違って、作品の紹介はもとより、作家さんの近況報告やインタビューなどにも力を入れている本です。

という事で、感想、と言うよりは内容の紹介をつらつらと・・


まず「読者に勧める黄金の本格ミステリー」

今年は、

  ランボー・クラブ/岸田るり子(東京創元社)

  少女ノイズ/三雲岳斗(光文社)

  完全恋愛/牧薩次(マガジンハウス)

  山魔の如き嗤うもの/三津田信三(原書房)

  青銅の悲劇/笠井潔(講談社)

  浮遊封館/門前典之(原書房)

  しらみつぶしの時計/法月綸太郎(祥伝社)

  トスカの接吻/深水黎一郎(講談社)

  ペガサスと一角獣薬局/柄刀一(光文社)

  1/2の騎士/初野晴(講談社)


の10作品(順不同)が選ばれていました。

ちなみにランキング本ではありませんので、特に順位はありません。


また「作家の計画・作家の想い」のコーナーから、私が個人的に気になる内容をピックアップしていくと・・

 綾辻行人さんは、社会派ノワール超大作「馬鹿野郎ども」を鋭意執筆中とのことですが・・綾辻さんが「社会派ノワール」!?

 何かイマイチ信じられないのですが・・。

 有栖川有栖さんの、迷わず自分の信じる本格をただひたすら書き続ける、という姿勢には本当に頭が下がります。

 ご本人は謙遜されていますが、今や立派な本格の「巨匠」です。

 石持浅海さんは、「顔のない敵」の文庫版が今月発売です(ちょうど今日ぐらいだったかな?)

 新作も続々と予定されているようですので、今年も楽しみです。

 大倉崇裕さんは、「福家警部補」の第2短編集が今年こそは刊行される・・予定。

 「ミステリーズ!」での連載も再開されるようですので、こちらも非常に楽しみです。

 霞流一さんは相変わらずの調子ですね。

 「ロング・ドッグ・バイ」って・・。

 「刑事コロンボ+必殺+サイコスリラーって感じの闇鍋系本格ミステリー」も、もし刊行されればぜひ読みたいです。

 北山猛邦さんは、「踊るジョーカー」のサイン本が手元にあるのですが、まだ読めていません・・、すみません。

 連載時に読んでいるため、単行本を読むのが少し後回しになってしまっていますが、出来るだけ早く読みます。

 くろけん(黒田研二)さんは、相変わらず2008年に1冊も本を出せなかった言い訳がずらずらと・・。

 ま、確かにロックくんめちゃめちゃ可愛いですもんね!

 驚いたのは篠田真由美さんです。

 何と「本格ミステリへ別れを告げる」そうで・・。

 新しい作家さんが次々と登場する中で、逆にこうやって本格のフィールドから去って行かれる方がいるのは非常に寂しい事ですが、自分の興味のあるジャンルを作品にしていくのが一番だと思いますので、これからの変わらぬ活躍をお祈りいたします。

 道尾秀介さんは、連作短編集「鬼の跫音」が今月発売。

 「片眼の猿」「ソロモンの犬」「ラットマン」「カラスの親指」に続く「干支シリーズ」だそうで・・そんな話初めて聞きました。

 他にも「龍神の雨」「真備シリーズの短篇集(タイトル未定)」「球体の蛇」など、今年も盛りだくさんの予定のようです。

 三津田信三さんは、春頃に刀城言耶シリーズ初の中短編集「密室(ひめむろ)の如き籠るもの」が講談社ノベルスより発売。

 同時期に、シリーズ1作目の「厭魅の如き憑くもの」が講談社文庫で発売になり、逆にシリーズ中唯一ノベルス版だった「凶鳥の如き忌むもの」が「特装版」として原書房からハードカバーで発売になるようです。

 まさに刀城言耶祭り!

 

・・ということで、今年も私の読書のスピードが、とても新作の刊行について行けそうにありませんが、今年も1作でも多くの作品と触れ合い、またこの場で紹介していこうと思います。




ブログを書く暇があったらもっと読めるのでは、というのは禁句です







皆様の応援がブログ更新の励みになります(^^)
よろしければ、お帰り前に応援クリックして頂けるとめっちゃ嬉しいです!!
 ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓ 
  にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

ホームへ


2009/01/07 23:43|・その他TB:0CM:2

コメント

「本格ミステリーワールド」毎年買ってます。「このミス」や「本格ミステリーベスト」より評論の点で面白いものを掲載しているので楽しみにしています。
G三世 #vtg4c5sk|2009/01/09(金) 11:35 [ 編集 ]


私も3冊の中では「本格ミステリーワールド」が一番好きです。
(毎年買っていた「このミス」は、とうとう今回から買うのをやめました。)
笠井さんと小森さんの対談も興味深かったですが、中でも特に島田荘司さんの「魚」の例えは非常に共感出来ました。
あとは霧舎巧さんの「館」についての考察が・・。
音倉誓示 #-|2009/01/10(土) 23:41 [ 編集 ]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバックURLはこちら
http://honkakusuiri.blog36.fc2.com/tb.php/85-88a2c0a1

ホーム 全記事一覧 << 前の記事 次の記事 >>

ブログ内検索 

リンク 

このブログをリンクに追加する

読書ログ 

音倉誓示のつぶやき 

    follow me on Twitter

    最新コメント 

    最新トラックバック 

    Copyright(C) 2006 謎と論理と遊び心 All Rights Reserved.
    Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。