~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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ハサミ男 (講談社文庫)ハサミ男 (講談社文庫)
(2002/08)
殊能 将之

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美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。

殊能将之さんの「ハサミ男」を読みました

ミステリ好きとか言ってるくせにまだ読んでなかったの!?とツッこまれそうですが、ようやく読みました。

こうしてみると、まだまだ未読の名作が多いですね・・。

頑張らねば


主人公は、世間から「ハサミ男」と呼ばれている猟奇殺人犯です。

3番目の標的を決め、そろそろ実行に移そうとしているところで、何とその標的が別の何者かに殺害されてしまいます。

誰が彼女を殺したのか・・。

そう、この作品ではこの猟奇殺人犯「ハサミ男」が探偵役なのです!


・・で、これも評判通りの傑作でした

ただミステリの場合は、感想を書こうと思っても、普通の本と違ってネタバレに注意しないといけないので書きにくいですよね・・

という事で、未読の方にはかなり分かりづらい感想になるかも知れませんが・・


この作品には大きなトリック(謎)が2つ。

ひとつはもちろん「彼女(ハサミ男の次の標的)を殺したのは誰なのか?」という謎。

これはストーリー上の謎です。

そしてもう一つは「○○○は、実は○○○ではなく○○○だった!」という衝撃

これは読者に対しての、いわゆる「叙述トリック」というやつですね。

実は、この2つ目の「衝撃の真相」は、何とか途中で気づくことができました

ある描写がちょっと引っかかって、「もしかして・・」と思いながら読んでいると、最後で「やっぱりか!」という感じでした(こんな風にしか書けないのがもどかしい・・)。

ただそちらに気を取られすぎて、肝心の「真犯人は誰なのか」の方に無防備だったため、終盤で「うわっ、殺ったのはこいつかっ!?」と、こちらは見事に裏をかかれました

やっぱり、この最後の「衝撃の真相」が本格ミステリの醍醐味ですよね

素直に読んでいればダブルの衝撃でもっと楽しめたはずが、すっかりスレた読者になってしまって半分は気付いてしまいましたが・・それでもこの作品が傑作である事に変わりはありません。


さて、この作品の「映画」はどうでしょう?

すでに手元にDVDがありますが、まだ観る時間が取れていません

噂では、かなり賛否両論分かれた映画だと聞いていますが・・。

この、どう考えても映像化不可能なストーリーを一体どうやって映画化したのか?

楽しみです


追伸:映画の記事はこちら→映画「ハサミ男」(殊能将之原作)を観ました。







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2008/11/16 20:13|・殊能将之TB:0CM:2

コメント

自分も2年前ぐらいに、タイトルに惹かれて読みました。
途中まではなかなか楽しめて読めたのですが、最後のネタがちょっと・・・・・・・・
叙述トリックは個人的にあまり好きではないのかもしれません。


映画は、「犯人に告ぐ」と同じく
豊川悦司さんが出てましたっけ??

チャイ #-|2008/11/17(月) 00:10 [ 編集 ]

確かに
叙述トリックは好き嫌いが分かれますよね(^^;)
私は基本的に好きなのですが、折原一さんぐらい複雑になるとさすがにダメです・・。

映画はまだ観る時間が取れてませんが、確かトヨエツだったと思います。
偶然とはいえ続きますね(^^;)
ミステリ映画によく出てるのか??
気ままな読書人 #-|2008/11/18(火) 00:06 [ 編集 ]

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