~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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アヒルと鴨のコインロッカーアヒルと鴨のコインロッカー
(2008/01/25)
濱田岳 瑛太 関めぐみ

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伊坂幸太郎の原作を、濱田岳ら実力派の共演で映像化したミステリー。大学進学のため仙台に越してきた19歳の若者が、謎めいた隣人の青年と出会い……。ボブ・ディランの曲に乗せ、不可思議な友情談が展開していく。

今日はDVDで「アヒルと鴨のコインロッカー」を観ました。

言わずと知れた、伊坂幸太郎の傑作が原作の映画です。

実は私には以前から「原作の小説が面白いほど映画化されると面白くない」という持論(?)がありまして、映画自体は好きで良く観るのですが、面白い小説が原作の映画は、失望するのがイヤで極力観ないようにしていました
(だから「容疑者Xの献身」もなかなか観る気になれない・・。)

ところが最近、偶然にも複数の作家さんの「小説は小説。映画は映画。映画は監督・脚本・役者どれをとっても、それぞれのプロが最高の作品を作ろうとしているはずで、その結果内容が原作と違ってしまっても、それはそれで素晴らしい作品になっているはず」という考え方を知り、少し自分の考えを改めてみる事にしました。

という事で、しばらくはそういう映画も積極的に観てみようと思っています。

しかし原作のストーリーを時間の都合で大幅に省略しただけの映画や、原作の良さがすっかり消えてしまい、ただの陳腐な大衆向け作品になってしまった物など、これまで失望させられた経験が多いのも事実で、さてさて今回の作品は・・・


結論から言えば、非常によく出来ておりました。

つまりいい意味で予想を裏切られ、すごく嬉しかったです

「原作」も「映画」もどちらも面白い作品もちゃんとあるんですね

もちろん100%原作と同じ、という訳にはいきませんので、細かいところで色々違いはありました。

シッポサキマルマリが出てこなかったり、麗子さんが痴漢に立ち向かうシーンが、言葉の通じない外国人を助けるシーンに変わっていたり、と。

ただ一番大きな違いは、琴美が撥ねられるシーンでしょうか。

原作では事故のようになっていたのが、映画では明確な意思を持って犯人はアクセルを踏んだようです。


やはり色々と違いはありましたが、この特殊な仕掛けのある原作を、よくもあそこまで忠実に映画にしたものだと、本当に感心しました。

映像自体はアンフェアと言えなくも無いですが、他に方法も無いでしょうし、何よりこの作品はトリックうんぬんよりもストーリーが大切で、その大切な部分がしっかりと守られていたのが、ファンとして何より嬉しかったです。

原作を読んだ時は終盤で泣いてしまい、今回の映画は事前にストーリーを知っていたにも関わらず、不覚にもまた涙を流してしまいました・・


「映画化」も捨てたものじゃないですね。

これからも、もう少し色々観てみようと思います







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2008/10/30 23:36|・ミステリ映画&ドラマTB:0CM:2

コメント

自分もこの映画見ました。

不安感を抱きながら見たのですが
とてもよくできていて、満足した覚えがあります。

構成も良かったですが、
役者さんの配役もぴったりだったと思います。
演技が下手な人が出ていなかったのも良かった一つの要因だったかな。

チャイ #-|2008/10/31(金) 16:02 [ 編集 ]


ホントですよねー。
椎名も、河崎も、ドルジも、そして琴美や麗子さんも、本当にイメージ通りでした(^^)
大好きな作品が素晴らしい映画になってくれた事が、すごく嬉しかったです。
「映画化」がいつもこうだといいのですが・・(^^;
気ままな読書人 #-|2008/11/01(土) 01:08 [ 編集 ]

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