~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
(2008/10/15)
伊坂 幸太郎

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検索から、監視が始まる。漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品 最長1200枚。岡本猛はいきなり現われ脅す。「勇気はあるか?」五反田正臣は警告する。「見て見ぬふりも勇気だ」渡辺拓海は言う。「勇気は実家に忘れてきました」大石倉之助は訝る。「ちょっと異常な気がします」井坂好太郎は嘯く。「人生は要約できねえんだよ」渡辺佳代子は怒る。「善悪なんて、見る角度次第」永嶋丈は語る。「本当の英雄になってみたかった」

伊坂幸太郎の「モダンタイムス」を読みました。

普段はほとんど本格ミステリしか読まないくせに、なぜか伊坂幸太郎だけはどうしてもやめられないんです

先日、同じく伊坂さんの「魔王」が文庫になりましたが、その続編になります。

舞台設定は、「魔王」の約50年後

前作「魔王」に収録されていたのは、ある会社員が不思議な力を身につけ、大衆を扇動する危険な政治家に対して、その力を使って挑んでいく表題作の「魔王」と、主人公の弟の5年後の姿を描いた「呼吸」の2篇でした。

これを読んだ当時は「何も考えずに日常に流されてはいけない!」と強く危機感を持った覚えがあります。

なんせ読んだ小説にすぐ影響される体質なもので・・

この「モダンタイムス」では、主人公は違うものの前作の登場人物が何人か登場し、その後の世界が語られていきます。


今回の主人公は、あるシステムエンジニアです。

いきなりとんでもないシーンから始まって、一気に物語に引き込まれました

何とか危機を乗り越え日常生活に戻りますが、その後ある仕事に関わってから、身の回りに不穏な出来事が起こり始めます。

これは「検索」をしたからなのか・・。

いつもの伊坂作品と同じく、独特のユーモアを交えた軽妙な語り口で、物語は次々に新しい展開を迎えていきます。

現代社会に潜む、重いテーマについての物語のはずなのですが、500ページ超という長さを感じさせずに、ぐいぐい読み進まされます。

魔王」を読んでいなくても楽しめる作品ではありますが、個人的には、絶対に「魔王」を読んだ直後に読む事をおすすめします。

そうすれば、間違いなく何倍もこの物語を深く楽しめるはずです。

実は私はハードカバーが出た時に前作を読んでいて、今回「モダンタイムス」を読む前にもう一度目を通したかったのですが、本が手元になくて・・

綾辻さんや伊坂さんのサイン本などの大切な本や、すでに読んでから何年も経っている本は実家の方に保管してあるんですよね

こっちの家に置いていると、ちっこい怪獣2人がいつ破るか分からないもんで・・

と言う事で、前作の登場人物の名前とかかなり忘れてましたので、それが少し残念でした。



それでは最後に・・

岡本猛は脅す。「この本を読む勇気はあるか?」

五反田正臣は警告する。「読まないのも勇気だ」

井坂好太郎は嘯く。「長編は要約できねえんだよ」

渡辺佳代子は怒る。「面白いかどうかなんて、見る角度次第」

メールは告げる。「あなたは読むべきですよ、絶対。」

なぜなら「そういうことになっているから」




おまけ

勇気のあるかたは、作品に出てくるキーワードで「検索」してみてください
面白いサイトにたどり着けると思います
その後、あなたの身がどうなっても一切責任は持ちませんが








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2008/10/25 23:45|・伊坂幸太郎TB:1CM:2

コメント

こんばんは。
読みどころがいっぱいでしたね。

トラックバックさせていただきました。
藍色 #-|2008/11/11(火) 05:24 [ 編集 ]


私の好きな「本格ミステリ」とは違うにもかかわらず、伊坂幸太郎の作品だけは読むのがやめられません。
今回も楽しめました。
藍色さんの記事、最後の1文がよかったです。
私も渡辺佳代子の物語はぜひ読みたいです!!
トラバさせていただきました。
気ままな読書人 #-|2008/11/11(火) 17:15 [ 編集 ]

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モダンタイムス 伊坂幸太郎
モダンタイムス (Morning NOVELS)(2008/10/15)伊坂 幸太郎商品詳細を見る 写真は畠山直哉。装幀は松田行正+相馬敬徳。「モーニング」連載に加筆修正。...
粋な提案 2008/11/11(火) 05:16

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