~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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解決編を観てちょっと心が折れてたので記事が遅くなりましたが・・・いや冗談です。たぶん。

九州中の店長が集まる会議だなんだでちょうど忙しかったので、更新が遅れました。



探偵Xからの挑戦状!シーズン2」の第1回、辻真先さん出題の「嵐の柩島で誰が死ぬ」の解決編が、水曜日の深夜に放送されました(と合わせて小説版の解決編もサイトにアップされました)。

で、すでに皆さんご存じとは思いますが、麻子を縛った犯人(と同時に今回の事件の犯人)は「松中曲人」でした(単独犯)。

私も一応推理投票は「松中」で送ったので、“正解者(73.7%)”ではあるのでしょうが、当然“完全正解者”ではありません。

今回の“完全正解者”の条件は「一番に目を覚まして“内部は調べ尽くした”はずの佐々木が知らないサンドイッチの存在を松中は知っていた」「佐々木は骨折しているので麻子を2階に運べない」「紅茶に睡眠薬を入れることが出来たのは松中だけ」の3点を理由に「麻子を縛ったのは松中」と推理し、なおかつ「松中は娘の復讐のために今回の事件を計画した」事を当てた(想像した)人、でした。


いや、無理ですって。

なぜ4名完全正解者がいるのか不思議。



辻真先さんは大好きです。

いやホントに。

好きなんだってばよっ!

先日初めてお会いしてお話しさせて頂いた時も、人柄も良くユーモアもあって本当に素晴らしい方でした。

今回も“竹中直人”をもじったであろう“松中曲人”を犯人に持って来るあたり、遊び心があっていいな~とか思うのですが。 思うのですが・・・・・ふぅ。


ちょっと落ち着きましょう。



まず「サンドイッチ」の件。

これは「犯人しか知りえない事を松中が知っていた」という事なのでしょうが、まさか佐々木が目覚めて家中を調べまわった後に松中がサンドイッチを用意した、という事はあるはずがありませんので、佐々木が自分で言っていた「私がトップで覚醒したんだが、内部は調べ尽くした」というのがそもそも嘘だということなんですね・・・。

「調べ尽くした」と言いながら、2階は見に行かなかったって事か・・・。



次の「骨折」はいいとして、問題は「睡眠薬」の件。

パン屑は当然麻子の隙を誘うために松中が自分で付けたという事でいいのですが、「麻子が運良く自分のカップから手を離してパン屑を取ってくれたので、その隙をついて佐々木・尾関・あやかがその場にいたにもかかわらず、錠剤の睡眠薬を麻子のカップに入れた」というのがさすがに(泣)

これを「有り」だとするなら、せめて食事後に突然尾関とあやかが朦朧としだした理由をどうにかしてくれないと、何も説明が無いって事は、この2人はただ「お腹がいっぱいになって突然ものすごい睡魔に襲われた」とでも解釈すればいいのでしょうか・・・。

ちなみに私は、尾関・あやかの様子から「尾関・あやかも麻子と同じように睡眠薬を呑まされた」か「尾関・あやかは松中の協力者で、意識が朦朧としたのは演技」の2パターンに絞り、さらに「もし松中単独犯の場合、死にたがっている無関係の4人を一晩でしかも一人で拉致してまわるのはどう考えても無理(仮にあやかは松中の病院に運ばれたのだとしても)」という観点から「尾関・あやかは松中の協力者」と判断しました。



あ~。

という事で、さんざん愚痴ってスッキリ!


さ、あと3回、楽しみましょう(笑)







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2009/10/17 00:43|Season 2TB:0CM:10

コメント
前シーズンの
芦辺作品と同じで書かれてない事は補完して読めってことなのでしょう。
あれだけのリモコン仕掛け館が準備できた→松中は相当な金持ち
館を調べた佐々木がリモコン仕掛けやマッサージベッドを知らなかった→ざっと一通り見た→食事類を隠す秘密の保管場所有(ここを推理で補完)
サンドイッチに睡眠薬なし→あやかは尾関の毒薬狙いで誘惑の眠いふり→尾関は下心で部屋の場所を教えて眠いふり(松中は当然わかっているがスルー)→あやかの紅茶に睡眠薬を入れるチャンスなく麻子狙いに。
佐々木の拉致は当然として囮にあやかと麻子どちらかの計二人拉致で良かった→四人拉致はたまたま(小説にその手のご都合主義は付き物)→心臓病に負担かけないため→ワゴン車、電動車椅子を用意(棺島は陸続き)
ここまで飛躍と補完すれば完全正解に到達します→まさに一般人からかけ離れた名探偵でしょう!
安楽椅子探偵より補完と飛躍を要するので奥が深いですよ。
もっとも、ここまで補完を要する→ミステリとしては“駄作”と断言します!
江守森江 #JalddpaA|2009/10/17(土) 09:04 [ 編集 ]

更に補完
調べた尽くした。
ここにいるので全員~
と文章が続いてます。
拉致された人間を調べ尽くした。→でも、館の仕組みを念入りに調べたとは・・・(一種のミスリード、前回の芦辺先生曰くアンフェアではない)
睡眠薬の味と溶けるスピードの問題も松中が医師で専門知識で解決したと善意な解釈
ところで、マイスターは出たのでしょうか?
江守森江 #JalddpaA|2009/10/17(土) 13:04 [ 編集 ]

今回も・・・
お久しぶりです。第1シーズンのときもコメントさせていただきました。ブログで紹介されている本を何冊か読んでみました。面白いものばかりでした。

「嵐の柩島・・・」も納得できないところが多いですね。これぞ探偵Xというところでしょうか。
私も佐々木の「内部は調べつくした」発言と松中が睡眠薬を入れたときの状況については不満ですe-351

それから、ケータイ小説では「麻子を捕らえたのは誰か」が投稿内容だったのに、実は「麻子を縛ったのは誰か」だったことも不満でした。捕らえると縛るをイコールにされると、ちょっと・・・テレビでは説明があったそうですがそのシーンを見ていないので。あいまいな表現はやめてほしいと思いました。

まあ、こんな不満を感じつつ、それをツッこむのも楽しくなってきていたりします。
西瓜 #iWfHidvU|2009/10/17(土) 18:07 [ 編集 ]

結局
こうやってあーだこーだ言ってる時間が一番楽しかったりするんですよね(^^)

>江守さん
いやまさしくおっしゃる通り。
つまり探偵Xに必要なのは「推理力」より「妄想力」ですね!
それなら推理より得意かも(笑)
マイスターはNHK側が何も触れない所をみるといなかったんでしょうね。
そもそも告知されたのも突然でしたもんね(^^;)

>西瓜さん
お久しぶりです(^^)
以前コメント頂いたときは「あまり推理小説を読んだことがない」との事でしたが、私が紹介した本を読んでくださったなんて、読書ブロガー冥利に尽きますm(_ _)m
そうそう、小説とテレビで問題が違いましたよね。
テレビの問題編を観るまでは私も「拉致した人」を答えたらいいのか「縛った人」を答えたらいいのか迷いましたもん。
まぁ、同じ人物だろうとは思っていましたが。
当たっても当たらなくても色んな意味で楽しめる「探偵X」(笑)
次も頑張りましょう(^^)
音倉誓示 #-|2009/10/18(日) 00:45 [ 編集 ]

袖振り合うも他生の縁
私も辻さんに会っています、赤ん坊の時。もちろん覚えていませんけれど親が言っていました。内田康夫さんのことも親は直接は会っていないみたいですが、前から知っていたみたいです。
昨晩のテレビで、内田さんは、友人の推理小説を批判したのに対し、逆に書いてみろと言い返され推理小説を書くようになってと言っていましたが、誰のことですかね。
あの方達の昔のお仲間はSF作家は多いですが。
それはさておき、皆さんの推理は緻密ですね。
推理小説は、サスペンスドラマ同様、動機ばかり考えてしまうから、通常の自分の推理は当たらないのかな、と思ってしまいました。
あお #5Bvx18J6|2009/10/18(日) 01:38 [ 編集 ]

うおっ
あ、あおさん、あなたは一体何者ですか!?

内田康夫さんの本は、大学生の時に当時新刊書店で手に入った物は全部読みましたが、そんなデビュー秘話は初めて聞きました。
私が読んでいる「ミステリーズ!」という本にも毎回作家さんのデビュー時の話が載っていますが、人それぞれ色んなエピソードがあって面白いですよね。

探偵Xは論理的に考えすぎないように気を付けようと思うのですが、なかなかクセが抜けません(^^;)
音倉誓示 #-|2009/10/20(火) 11:30 [ 編集 ]

運命
16日(金)ぴったんこカンカンで言っていました。40代半ばで、友達の推理小説の批判ばかりいつもしてたら、言われたそうです。デビューは自費出版で、150万円位かかったそうです。奥さんがお金を出したと言っていたような気がしました。歴史とは不思議なもので、ごく限られた場所から有名人が輩出されますね。ビートルズ、印象派の画家達、松下村塾、トキワ荘、運命的な出会いがそうさせるのでしょうか?
あお #5Bvx18J6|2009/10/21(水) 20:25 [ 編集 ]

限られた場所
そうか、内田康夫さんのデビューってそんなに遅かったんですね。
自費出版か~。
完全な自費出版ならいいですけど、「協力出版」とか色々な名目であれも詐欺まがいのが多いから気をつけないといけないんですよね。
あ、内田康夫さんとはもちろん何の関係も無いですが(^^;)
「本を出したい」という気持ちを金儲けに利用する出版社が一部にあるもので・・・。

私が思い浮かぶ「限られた場所」と言えば「ヤードバーズ(イギリスのバンド)」と戸川安宣さんの「地獄荘(&新・地獄荘)」でしょうか。
前者は「(私が敬愛する)エリック・クラプトン」「ジェフ・ベック」「ジミー・ペイジ」の3大ギタリストを生み出し、後者は「有栖川有栖さん」「法月綸太郎さん」を始め、多くのミステリ作家さんを世に送り出しています。

何か色々話がそれてしまって、意味が分からなかったらすみません(^^;)
音倉誓示 #-|2009/10/22(木) 19:54 [ 編集 ]

クリームを入れないコーヒーなんて
泡坂さんも同じ年令位で遅いですよね。ミステリーは人生経験が重要なんですかね。
昔のクラプトンと今のクラプトン、同じ人には思えません。
昔のクラプトンはかっこいい。
きりがないからこの話はもうやめます。
あお #5Bvx18J6|2009/10/23(金) 01:20 [ 編集 ]

クラプトン
あ~、確かに昔の方が断然カッコイイですね。
初めてコピーしたのはクリーム時代の「Sunshine Of Your Love」だったかな、それともJJケイルのカヴァーの「Cocaine」だったかな~。

ホントきりが無いですね(^^;)
という事でこの話題はこのへんで。
音倉誓示 #-|2009/10/25(日) 22:36 [ 編集 ]

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