~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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永遠の館の殺人 (光文社文庫)永遠の館の殺人 (光文社文庫)
(2009/01/08)
黒田 研二 二階堂 黎人

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I県竜飛岳スキー場。コースを外れた俺とヒカルは、吹雪の中、死の瀬戸際に立たされていた。そこに忽然と現れた屋敷。主人は高名な作家で、妻子と使用人とともにひっそりと暮らしていた。まるで何かを隠しているかのような、怪しげな行動…。そして、他の滞在者たちも巻き込んだ連続殺人の幕が開く―。次々と消える死体の謎とは?驚天動地の超合作ミステリー。

最後は、「スキー・サイコ・シリーズ」4作目にして「Killer Xシリーズ」3作目の「永遠の館の殺人」です。

シリーズとしてはこれが最終作になります。


彼女の「ヒカル」を殺すためにスキーに誘った「俺(和馬)」。

いよいよその決行日、なんと二人はふとしたきっかけから遭難してしまいます。

彼女を殺害するどころか自分自身の命も危ない状況の中、運良く一軒の屋敷にたどり着いた俺とヒカルは、決して歓迎されてはいないムードの中で何とか凍死だけはまぬがれます。

が、ちょっとしたはずみで結局ヒカルを殺してしまった俺。

ところが殺したと思ったヒカルの死体が忽然と消えてしまいます。

そして次の殺人(?)が。

またもや消失する死体。

連続殺人鬼は誰なのか?

そしてなぜ死体は消えるのか・・?


シリーズを締めくくるにふさわしい作品でした。

クローズド・サークルでの連続殺人。

そして消失する死体。

例によって、メインストーリーの合間に別の場所で跳梁跋扈している殺人鬼の姿が描かれているのですが、ここにはシリーズ読者だからこそ騙される仕掛けが。


ストーリーが急転する終盤、「白銀荘の殺人鬼」に登場したあの人物が現れ、この壮大な物語の驚くべき真相が語られていきます。

シリーズを順番に読んできたからこそ陥ってしまった錯誤に気付かされた瞬間は、これ以上ないカタルシスを感じました!

まさかこの人物があの人物でこれがああ繋がって・・・とにかくこの「永遠の館の殺人」で、シリーズを通して見え隠れしていたある一人の殺人鬼の壮大な物語の大きな秘密が、ついに明らかになります。


一作ずつでも楽しめる作品群ではありますが、ぜひ「白銀荘の殺人鬼」「Killer X」「千年岳の殺人鬼」「永遠の館の殺人」と順番に通して読まれる事をおすすめします。







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2009/02/13 00:12|「Killer X」シリーズTB:0CM:2

コメント
ええっ[i:63914]
そんな仕掛けが…

シリーズを順番に読んで、騙されます~
ぼん #apQ76D9I|2009/02/16(月) 20:07 [ 編集 ]

ぜひ!
「白銀荘の殺人鬼」から4冊順番に読むのがベストだと思います(^^)

私も頑張って徹底解説記事を書きます(いつか、必ず・・)。
音倉誓示 #-|2009/02/22(日) 22:15 [ 編集 ]

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