~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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千年岳の殺人鬼 (光文社文庫)千年岳の殺人鬼 (光文社文庫)
(2007/02/08)
黒田 研二 二階堂 黎人

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千年岳スキー場では、奇妙なタイムスリップ現象が噂されていた。そこへ、オーストラリアの日本語学校のグループが訪れる。ヘリスキーに興じる一行は、ある人物の企みでコースを外れてしまう。突然一人が不可解な死を遂げ、さらに一行の凄惨な最期を記した“未来手帳”が出現。殺人鬼はこの中にいるのか?本格推理の雄、二人による超絶的スキー・ミステリの逸品。

続いて「スキー・サイコ・シリーズ」3作目にして「Killer Xシリーズ」2作目の「千年岳の殺人鬼」です。

今回は「タイムスリップ現象」がモチーフとして使われ、また登場人物の大半が外国人という事もあり、かなりトリッキーな印象の作品になっています。


主人公は「フミコ」。

普段はオーストラリアのメルボルンで日本語を教えている彼女ですが、生徒である「ビル」や「シューラ」たちの希望もあり、14名の生徒達と一緒に夏のオーストラリアを抜け出して、冬の日本へスキー旅行に来ています。

ところが彼女達が訪れた千年岳スキー場では、奇妙なタイムスリップ現象が噂されていました。

ある事情で遭難してしまったフミコたちですが、仲間が一人ずつ不可解な状況で殺されていきます。

黒いマントの殺人鬼は、彼女達の中にいるのか?

そして「ワームホール」は本当に存在するのか・・?

彼女達の前には未来を記した手帳も登場し、ますます読者を魅力的な謎の世界へいざないます。


「Killer Xシリーズ」全体を通しての共通した手法ですが、今回も主人公の一人称であるメインストーリーの合間に別の場面がカットインされ、作品を彩ります。

雪山で遭難し、次々と仲間を殺されていくフミコの一行。

残忍な手口で次々とホテトル嬢を殺害していく殺人鬼「キラー・エックス」。

山奥のスキー場と、首都圏のホテルでの事件のつながりは・・・?


いくつもの不可解な謎がちりばめられ、終盤それらがミステリとして収束されていく訳ですが、今回はトリッキーであるが故に、読み終えた時点で「何が起きたのかよく分からない」という印象の方が強かったというのが正直な感想です。

スキー板のロジックなどは面白いと思ったのですが、全体的に強引と言うかややこしすぎると言うか・・。

作品に仕掛けられた「捩れ」が複雑すぎて私の頭がついて行けなかった、というのが一番正しいかも。

この作品は真相を知った上で再読すれば色々と新しい発見がありそうですので、後日シリーズ全体の詳細な記事を書くときにはその辺りも織り込んでいきたいと思います。


ちなみに余談ですが、ホテトル嬢殺害場面の残虐っぷりは非常に好みでした(人格を疑われそうですが・・)。

ここを書いたのは二階堂さんじゃなくてくろけんさんかな?







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2009/02/12 20:27|「Killer X」シリーズTB:0CM:2

コメント
確かに…
ホテトル嬢殺害シーンは、エグかったので、ストーリーは忘れてますが、そこだけ記憶にあります

どちらの作家が、どの場面を書いたか、推理するのも楽しいですね~
ぼん #zGNItp4A|2009/02/16(月) 20:13 [ 編集 ]

エグいシーン
実は結構好きなんです。

綾辻さんの「殺人鬼」とか。

それにしても合作って大変そうだけどそれ以上に楽しそうですよね(^^)
音倉誓示 #-|2009/02/22(日) 22:33 [ 編集 ]

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