~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

プロフィール 

音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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アヒルと鴨のコインロッカーアヒルと鴨のコインロッカー
(2008/01/25)
濱田岳 瑛太 関めぐみ

商品詳細を見る
伊坂幸太郎の原作を、濱田岳ら実力派の共演で映像化したミステリー。大学進学のため仙台に越してきた19歳の若者が、謎めいた隣人の青年と出会い……。ボブ・ディランの曲に乗せ、不可思議な友情談が展開していく。

今日はDVDで「アヒルと鴨のコインロッカー」を観ました。

言わずと知れた、伊坂幸太郎の傑作が原作の映画です。

実は私には以前から「原作の小説が面白いほど映画化されると面白くない」という持論(?)がありまして、映画自体は好きで良く観るのですが、面白い小説が原作の映画は、失望するのがイヤで極力観ないようにしていました
(だから「容疑者Xの献身」もなかなか観る気になれない・・。)

ところが最近、偶然にも複数の作家さんの「小説は小説。映画は映画。映画は監督・脚本・役者どれをとっても、それぞれのプロが最高の作品を作ろうとしているはずで、その結果内容が原作と違ってしまっても、それはそれで素晴らしい作品になっているはず」という考え方を知り、少し自分の考えを改めてみる事にしました。

という事で、しばらくはそういう映画も積極的に観てみようと思っています。

しかし原作のストーリーを時間の都合で大幅に省略しただけの映画や、原作の良さがすっかり消えてしまい、ただの陳腐な大衆向け作品になってしまった物など、これまで失望させられた経験が多いのも事実で、さてさて今回の作品は・・・


結論から言えば、非常によく出来ておりました。

つまりいい意味で予想を裏切られ、すごく嬉しかったです

「原作」も「映画」もどちらも面白い作品もちゃんとあるんですね

もちろん100%原作と同じ、という訳にはいきませんので、細かいところで色々違いはありました。

シッポサキマルマリが出てこなかったり、麗子さんが痴漢に立ち向かうシーンが、言葉の通じない外国人を助けるシーンに変わっていたり、と。

ただ一番大きな違いは、琴美が撥ねられるシーンでしょうか。

原作では事故のようになっていたのが、映画では明確な意思を持って犯人はアクセルを踏んだようです。


やはり色々と違いはありましたが、この特殊な仕掛けのある原作を、よくもあそこまで忠実に映画にしたものだと、本当に感心しました。

映像自体はアンフェアと言えなくも無いですが、他に方法も無いでしょうし、何よりこの作品はトリックうんぬんよりもストーリーが大切で、その大切な部分がしっかりと守られていたのが、ファンとして何より嬉しかったです。

原作を読んだ時は終盤で泣いてしまい、今回の映画は事前にストーリーを知っていたにも関わらず、不覚にもまた涙を流してしまいました・・


「映画化」も捨てたものじゃないですね。

これからも、もう少し色々観てみようと思います







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2008/10/30 23:36|・ミステリ映画&ドラマTB:0CM:2

 

このブログは、読んだ本(ほとんどミステリ)を紹介するために作りましたが、実際のところ、朝8:30から夜10:00過ぎまで働いているとなかなか読書の時間が取れません。

と言う事で、読了本が無い時は他の話題でお茶を濁すことにしてみました

これからは時々、映画の話題や書店での出来事・裏話なども書いていこうと思います


で、つい先日の話ですが・・

取引先の銀行から珍しく電話がかかってきました

「店長さん、今日は(売上金の)入金に来られますか?」

「ええ、後ほど伺う予定ですが・・」

「実は・・今日は出金する(お金をおろす)お客様が多くて・・銀行にあるお金が残り少ないんです。もしよかったら早目に入金に来ていただけませんでしょうか?


・・・マジですか!?

銀行から「お金が無くなりそうだから早く入金に来てください。」と言われたのは、さすがに私も初めての経験です。

・・・というか、銀行のお金が無くなるなんて事があるとは、想像もしたことがありません

「え、ええ、じゃあとりあえず今からすぐ行きます」

と返答して早速銀行へGO

いつもは窓口で受付カード(番号札)を取って、順番がまわってくるまで20分ぐらい待つのですが・・さすがにこの日は違います。

一歩銀行に入ると、すぐに奥の窓口(お金持ちの方々が資産運用の相談をしたりするところ)に連れて行かれ、最優先で対応してくれました

いつもそうしてよ・・。

何でも聞くところによると、銀行も普段からなるべく最低限の在庫(お金)しか持たないようにしないといけないらしく「本屋さんと同じですよ」と言われました

まあ、確かにそうですが・・。

ま、「銀行のお金は無くなることもある」という事で、また一ついい勉強(?)になりました







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2008/10/29 23:44|・書店での出来事などTB:0CM:2

 

PLAY プレイ (講談社ノベルス ヤL- 8)PLAY プレイ (講談社ノベルス ヤL- 8)
(2008/09/05)
山口 雅也

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ぬいぐるみを偏愛する天才外科医。その愛ゆえにとった行動は(『ぬいのファミリー』)、なぜか猿の物真似をしつづける少年。謎はあるボード・ゲームに隠されていた!(『蛇と梯子』)他二編収録。一度始めるとやめられない、戦慄のゲームが始まる!異色の短篇集、ついにノベルス化。

「遊戯」をテーマにした山口雅也さんの短編集「PLAY」を読みました。

ぬいぐるみ遊びがテーマの「ぬいのファミリー」。

ボード・ゲームがテーマの「蛇と梯子」。

隠れ鬼(私は「かくれんぼ」の方がしっくり来ますが「隠れ鬼」が一般的?)がテーマの「黄昏時に鬼たちは」。

ヴィデオ・ゲームがテーマの「ゲームの終わり/始まり」。

の4篇が収録されています。


「ぬいのファミリー」

ぬいぐるみを偏愛する天才外科医。

仕事が忙しく、妻や娘と上手くいかない主人公を癒してくれるのは、幼いころから慣れ親しんできた「ぬいさん」(←ぬいぐるみ)たちだけ・・。

バラバラになってしまった家族の絆を回復させ、ファミリーをやり直すために彼がとった行動は・・

ミステリではなく、サイコ・ホラーといった趣き。


「蛇と梯子」

転勤先のインドで息子が拾った「蛇と梯子」というボード・ゲーム。

「猿」のマスに止まった息子は、心身ともに猿に変身していきます。

治療法を知っているという精神科医に言われるまま、家族全員でそのボード・ゲームを始める主人公たちですが・・・

奇想というところですが、こちらはミステリ的要素もあり、物語終盤の「リセット」もよかったです


「黄昏時に鬼たちは」

路地裏で発見された死体。

どうやら彼は「隠れ鬼」の最中にトラブルに巻き込まれたようだが・・。

収録作4篇の中では一番「ミステリ」な作品でした。

読者の錯覚を誘い込む、切れ味鋭い好短編。


「ゲームの終わり/始まり」

日常の自分の行動もゲーム感覚で考えるようになってしまった、ゲーム・オタクの少年。

家族に対する日頃の鬱憤を晴らすため、ある日彼は、自分の家族を登場人物にしたカスタム・ゲームを手に入れます。

まるで現実に沿うかのように展開していくゲームですが・・

何となく、綾辻さんの「フリークス」を思い出しました。


山口雅也さんは「生ける屍の死」が面白かったし、この「PLAY」のオビにも「鬼才が描く、衝撃のミステリ短篇集!」と書かれてあったので読んでみたのですが、あまり「ミステリ」という内容ではありませんでした

面白くない訳では無いのですが、あまり「ミステリ」を期待して読むと、少し肩すかしをくらったような気分になるかもしれません。

ただこの4篇には「遊戯」の他にもうひとつ「ダークな共通テーマがある」、という著者の言葉がありましたので、全編読了後に考えてみると・・確かにこの本全体に1羽の不吉な鳥が飛んでいた気がします・・

山口先生、合ってますか?







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2008/10/28 23:02|・山口雅也TB:0CM:0

 

極限推理コロシアム (講談社ノベルス)極限推理コロシアム (講談社ノベルス)
(2004/04/06)
矢野 龍王

商品詳細を見る
二つの館に強制的に集められた七人の「プレイヤー」たちに「主催者」は命じる―「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」―もちろん、被害者もプレイヤーの中から選ばれる。二つの館で起きる事件を、互いにもう一つの館より早く、解決しなければならないのだ。不正解の代償は「死」!過酷きわまるデス・ゲームの幕が開く!究極のサバイバル・サスペンス!第30回メフィスト賞受賞。

まずショックな出来事が一つ。

少し前にノベルスで買っていたこの本が、今月文庫で発売されました

もう少し買うの待てばよかった・・

結局文庫が発売になった後にノベルスで読んでるし・・

一応(?)書店で働いてるのに・・。

あ、ホントに店長ですから。念のため


さて内容ですが・・

う~ん、まあそれなりに面白かったです。

突然見覚えのない場所で目覚めた主人公。

「夏の館」と名づけられたその場所には、主人公を含め7人の「プレイヤー」が集められていた。

「主催者」は命じる。「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」。

しかも同じ境遇の「冬の館」の7名よりも早く。

そしてその殺人事件の被害者は「プレイヤー」たち自身・・・。


設定はすごく面白かったんです。

ただ悲しい事に、これだけ本格ミステリばかり読んでると、いわゆる「スレた読者」になってしまうんですよね・・・ミステリを読み始めたころの純粋な気持ちはどこへやらって感じで

つまり残念なことに、この作品の一番大きなトリックが途中で何となく予想がついてしまって、カタルシスを感じるはずの解決シーンで「ああ、やっぱりか」となってしまいました。

しかも、主人公が推理の糸口にする「主催者からのヒント」も、ちょっとこじつけっぽいというか無理があるというか

ただ、決して買って損したなどという駄作ではありません。

十分面白い作品です

ただし、もっと昔に読んでいたら、素直に驚いて今以上に楽しめただろうな、と思うと少しさみしくなった私でした

同じような特異な設定の作品をあと3作ほど出されているようですので、機会があれば2作目以降も読んでみようと思います







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2008/10/27 23:33|・矢野龍王TB:0CM:0

 

モダンタイムス (Morning NOVELS)モダンタイムス (Morning NOVELS)
(2008/10/15)
伊坂 幸太郎

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検索から、監視が始まる。漫画週刊誌「モーニング」で連載された伊坂作品 最長1200枚。岡本猛はいきなり現われ脅す。「勇気はあるか?」五反田正臣は警告する。「見て見ぬふりも勇気だ」渡辺拓海は言う。「勇気は実家に忘れてきました」大石倉之助は訝る。「ちょっと異常な気がします」井坂好太郎は嘯く。「人生は要約できねえんだよ」渡辺佳代子は怒る。「善悪なんて、見る角度次第」永嶋丈は語る。「本当の英雄になってみたかった」

伊坂幸太郎の「モダンタイムス」を読みました。

普段はほとんど本格ミステリしか読まないくせに、なぜか伊坂幸太郎だけはどうしてもやめられないんです

先日、同じく伊坂さんの「魔王」が文庫になりましたが、その続編になります。

舞台設定は、「魔王」の約50年後

前作「魔王」に収録されていたのは、ある会社員が不思議な力を身につけ、大衆を扇動する危険な政治家に対して、その力を使って挑んでいく表題作の「魔王」と、主人公の弟の5年後の姿を描いた「呼吸」の2篇でした。

これを読んだ当時は「何も考えずに日常に流されてはいけない!」と強く危機感を持った覚えがあります。

なんせ読んだ小説にすぐ影響される体質なもので・・

この「モダンタイムス」では、主人公は違うものの前作の登場人物が何人か登場し、その後の世界が語られていきます。


今回の主人公は、あるシステムエンジニアです。

いきなりとんでもないシーンから始まって、一気に物語に引き込まれました

何とか危機を乗り越え日常生活に戻りますが、その後ある仕事に関わってから、身の回りに不穏な出来事が起こり始めます。

これは「検索」をしたからなのか・・。

いつもの伊坂作品と同じく、独特のユーモアを交えた軽妙な語り口で、物語は次々に新しい展開を迎えていきます。

現代社会に潜む、重いテーマについての物語のはずなのですが、500ページ超という長さを感じさせずに、ぐいぐい読み進まされます。

魔王」を読んでいなくても楽しめる作品ではありますが、個人的には、絶対に「魔王」を読んだ直後に読む事をおすすめします。

そうすれば、間違いなく何倍もこの物語を深く楽しめるはずです。

実は私はハードカバーが出た時に前作を読んでいて、今回「モダンタイムス」を読む前にもう一度目を通したかったのですが、本が手元になくて・・

綾辻さんや伊坂さんのサイン本などの大切な本や、すでに読んでから何年も経っている本は実家の方に保管してあるんですよね

こっちの家に置いていると、ちっこい怪獣2人がいつ破るか分からないもんで・・

と言う事で、前作の登場人物の名前とかかなり忘れてましたので、それが少し残念でした。



それでは最後に・・

岡本猛は脅す。「この本を読む勇気はあるか?」

五反田正臣は警告する。「読まないのも勇気だ」

井坂好太郎は嘯く。「長編は要約できねえんだよ」

渡辺佳代子は怒る。「面白いかどうかなんて、見る角度次第」

メールは告げる。「あなたは読むべきですよ、絶対。」

なぜなら「そういうことになっているから」




おまけ

勇気のあるかたは、作品に出てくるキーワードで「検索」してみてください
面白いサイトにたどり着けると思います
その後、あなたの身がどうなっても一切責任は持ちませんが








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2008/10/25 23:45|・伊坂幸太郎TB:1CM:2

 

ミステリーズ! vol.31(OCTOBER2008) (31)ミステリーズ! vol.31(OCTOBER2008) (31)
(2008/10)
不明

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■第18回鮎川哲也賞・第5回ミステリーズ!新人賞選評■砂漠が一転、クローズド・サークルに?!第5回ミステリーズ!新人賞受賞作 梓崎優「砂漠を走る船の道」■芸大の学祭で巻き起こった殺人に、「聴き屋」の僕は? 第5回ミステリーズ!新人賞佳作。市井豊「聴き屋の芸術学部祭」■好評読み切り第二弾 乾ルカ「モドル」■連載最終回 井上尚登「行方不明ベア」、高城高「スクーネル船上の決闘」、しかくの「La Petite Fadette」■隔号掲載 門井慶喜、森福都ほか

あうっ

また画像がない

今回も、フェルトを使った、トヨクラタケルさん(イラストレーター)の素敵な「ウサギ団」のイラストが表紙なのに・・。

残念!

さて、今回は東京創元社の書籍扱い隔月刊誌(ややこしいな・・)「ミステリーズ!Vol.31」です

いきなり話がそれますが、書店に並んでいる本には、ものすごくおおざっぱに分けると「書籍」と「雑誌」がありまして(他にも「ムック」とかいくつかありますが)、この本は一見「隔月刊誌」、つまりは「雑誌」と見せかけておいて実は「書籍」という、時には書店員を悩ませるちょっと困ったタイプの本です

なぜ困るかというと・・

長くなるので、またいつかそのうちに

ちなみにこの「ミステリーズ!」は創刊号から定期購読していますので、この本だけで家の本棚がえらいことになってます


さて、ようやく内容ですが・・

毎回多くのミステリ作家の方々が、それぞれ連載や読み切り、エッセイなどで心ゆくまでミステリファンを楽しませてくれる非常に密度の濃い本なのですが、その中でも今回は特に大きな収穫がありました!!

第5回ミステリーズ!新人賞受賞作

「砂漠を走る船の道」(梓崎優)です!!

選考委員(綾辻行人有栖川有栖辻真先)の満場一致での受賞作、どんなものかと読んでみて・・見事にやられました


砂漠と言う名のクローズド・サークル。

まずはこの舞台が魅力的です。

登場人物はごくわずか。

しかし、そこで起こる連続殺人。

当然容疑者は限られています。

フーダニット(犯人は誰なのか?)でもあるのですが、それ以上に「なぜ、こんな時に仲間を殺すのか」という謎(と解決)が素晴らしかった!

これは思い付きませんでした!

しかも分かってみれば納得!

砂漠という特殊な環境の中での、不可思議な事件と謎。

そして意外な、しかし納得のいく真相。

これだけでも十分に楽しめる本格ミステリだったのですが、何とこの作品はそれだけでは終わりませんでした!


作品全体にさりげなく仕掛けられた、もう一つの大きなトリック!


もう完全に魅了されました

思わずもう一度最初から読み直したのは、歌野晶午さんの「葉桜の季節に君を想うということ」以来だったような気がします。

三段組みとはいえ、二十数ページの短編。

こんなに贅沢な短編があっていいのでしょうか!

一発でファンになりました

いずれ本になって発売されるのは間違いありませんが、それまで待てない方は、この作品だけでもぜひ読んでみて下さい。

私たちを楽しませてくれる新たな書き手の誕生に、きっと嬉しさがこみあげてくるはずです

そして梓崎優さん!

これからのご活躍を、心から楽しみにしております







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2008/10/23 23:35|・ミステリーズ!TB:0CM:0

 

このブログを少しでも役に立つようにしたいのと、自分自身の備忘録も兼ねて、作家さんの著作リストも少しずつ増やしていきます。


「座間味くんシリーズ」
 ・月の扉・・・光文社カッパ・ノベルス('03)、光文社文庫('06)
 ・心臓と左手・・・光文社カッパ・ノベルス('07)、光文社文庫('09)
 ・玩具店の英雄・・・光文社('12)

「碓氷優佳シリーズ」
 ・扉は閉ざされたまま・・・祥伝社ノン・ノベル(’05)、祥伝社文庫(’08)
 ・君の望む死に方・・・祥伝社ノン・ノベル('08)、祥伝社文庫('11)
 ・彼女が追ってくる・・・祥伝社ノンノベル('11)、祥伝社文庫('14)
 ・わたしたちが少女と呼ばれていた頃・・・祥伝社ノンノベル('13)

「テロリストシリーズ」
 ・攪乱者・・・実業之日本社ジョイノベルズ('10)、実業之日本社文庫('13)
 ・煽動者・・・実業之日本社('12)

「ノンシリーズ」
 ・アイルランドの薔薇・・・光文社カッパ・ノベルス(’02)、光文社文庫(’04)
 ・水の迷宮・・・光文社カッパ・ノベルス(’04)、光文社文庫(’07)
 ・BG、あるいは死せるカイニス・・・東京創元社('04)、光文社カッパ・ノベルス('07)、創元推理文庫('09)
 ・セリヌンティウスの舟・・・光文社カッパ・ノベルス(’05)、光文社文庫(’08)
 ・顔のない敵・・・光文社カッパ・ノベルス(’06)、光文社文庫(’09)
 ・人柱はミイラと出会う・・・新潮社('07)、新潮文庫('10)
 ・Rのつく月には気をつけよう・・・祥伝社('07)、祥伝社文庫('10)
 ・温かな手・・・東京創元社('07)、創元推理文庫('10)
 ・賢者の贈り物・・・PHP研究所('08)、PHPノベルス('09)、PHP文芸文庫('11)
 ・耳をふさいで夜を走る・・・徳間書店('08)、徳間文庫('11)
 ・ガーディアン・・・光文社カッパノベルス('08)、光文社文庫('10)
 ・まっすぐ進め・・・講談社('09)、河出文庫('14)
 ・君がいなくても平気・・・光文社カッパノベルス('09)、光文社文庫('11)
 ・リスの窒息・・・朝日新聞出版('10)、朝日ノベルズ('11)
 ・この国・・・原書房('10)、光文社文庫('13)
 ・八月の魔法使い・・・光文社('10)、光文社文庫('12)
 ・見えない復讐・・・角川書店('10)、角川文庫('13)
 ・ブック・ジャングル・・・文藝春秋('11)、文春文庫('13)
 ・人面屋敷の惨劇・・・講談社ノベルス('11)
 ・トラップ・ハウス・・・光文社('12)、光文社文庫(未刊、'14.11.12発売予定)
 ・フライ・バイ・ワイヤ・・・東京創元社('12)
 ・届け物はまだ手の中に・・・光文社('13)
 ・カード・ウォッチャー・・・角川春樹事務所('13)、ハルキ文庫('14)
 ・三階に止まる・・・河出書房新社('13)
 ・二歩前を歩く・・・光文社('14)
 ・御子を抱く・・・河出書房新社('14)
 ・相互確証破壊・・・文藝春秋('14)

「共著・オムニバス等」
 ・深夜バス78回転の問題(「顔のない敵」所収)・・・講談社ノベルス('04)、講談社文庫('08)
   (「本格ミステリ04」(講談社ノベルス)から文庫化に際し改題)
 ・珍しい物語のつくり方(「陰樹の森で」所収)・・・講談社ノベルス('06)、講談社文庫('10)
   (「本格ミステリ06」(講談社ノベルス)から文庫化に際し改題)
 ・法廷ジャックの心理学・・・講談社ノベルス('07)、講談社文庫('11)
   (「本格ミステリ07」(講談社ノベルス)から文庫化に際し改題)
 ・新・本格推理 特別編・・・光文社文庫('09)
 ・不可能犯罪コレクション・・・原書房('09)
 ・ザ・ベストミステリーズ 推理小説年鑑2010・・・講談社('10)
 ・逆想コンチェルト イラスト先行・競作小説アンソロジー 奏の2・・・徳間書店('10)
 ・NOVA 書き下ろし日本SFコレクション5・・・河出文庫('11)



'14.11.5 改訂10版
太字は私の既読作品です)







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2008/10/21 23:33|石持浅海著作リストTB:0CM:0

 

BG、あるいは死せるカイニス (カッパ・ノベルス)BG、あるいは死せるカイニス (カッパ・ノベルス)
(2007/06)
石持 浅海

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流星観測に出かけたはずの高校生・西野優子が、深夜の学校で殺害された!美人で頭もよく、生徒たちの憧れの対象だった彼女が、なぜ、誰に殺されなければならなかったのか?優子の妹・船津遥は、姉の死に打ちひしがれるが、やがて彼女の死の謎を追い始める。辿り着いたキーワード「BG」が意味するものは?優子の死の謎が解けるとき、世界は―。驚くべき展開をみせる石持本格の極北。

さて、地道に石持浅海さんの本も読み進めています。

まだ読めてないのはあと3冊ぐらいかな?

初めて読んだのが「扉は閉ざされたまま」で、とにかくこの最高傑作があまりに気に入ったので、それ以外の作品も少しずつ読んでいます。

デビュー作「アイルランドの薔薇」もさすがでしたし、「月の扉」もよかった!

月の扉」の続編(後日譚)が収録された短編集「心臓と左手」も楽しめました。

また「水の迷宮」では、久々にミステリで泣きました


・・と他の作品の事ばかり書いてもしかたがないので、とりあえず今日は「BG、あるいは死せるカイニス」です。

主人公は高校2年生の私、船津遥。

ある日、姉の優子さんが深夜の学校で殺されます。

姉はレイプ未遂の末に殺されたようだが、レイプは普通、女が集団で男を襲うもののはず。

ちなみに私と優子さんは腹違いの姉妹で、優子さんは、私のお父さんがまだ女性だった頃に産んだ子供・・

そう、ここは現代日本によく似た別の世界(のはず)。

人間は生まれた時は全員女性で、その後、生物的(肉体的)に優れた一部の女性だけが男性化するという世界。


姉の死の謎を追いかける主人公の周りに、新進気鋭のジャーナリストや謎の白人女性などが現れ始めます。

この世界でしかありえない動機も見え隠れし・・。

最後は、少し後味が悪かったように思います。

これが架空の物語であればいいのですが・・。


石持浅海さんの作品は常に論理的に事件が解決することが多く、それが大きな魅力でもあるのですが、時には主人公(やそれ以外の登場人物)の思考があまりにも論理的すぎて、リアリティが無いように感じられることがあります。

この作品も、これが普通の高校2年生の思考回路か?と思う場面が何度もありましたが、すみません、これは私の誤解でした

最後まで読めば分かります

と言う事で、やっぱり石持浅海さんの作品はどれも面白い!

これだけハズレが少ない作家さんも珍しい気がします。

さ~、残りの作品も早く読みたいなっと







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2008/10/19 23:52|・石持浅海TB:1CM:0

 

ちゃれんじ? (角川文庫 ひ 16-5)ちゃれんじ? (角川文庫 ひ 16-5)
(2007/06)
東野 圭吾

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ひょんなことがきっかけでスノーボードを始めた。あっという間に虜になってしまった。原稿を切り上げ雪山に通う日々。除々に上達していくのが楽しくてしようがない。自称「おっさんスノーボーダー」として、奮闘、転倒、歓喜など、その珍道中を自虐的に綴った爆笑エッセイ集。その他、カーリング、ワールドカップ観戦など、初モノに次々と「ちゃれんじ」しちゃいました。短編小説「おっさんスノーボーダー殺人事件」も収録。

うぅ~、なぜかアマゾンで表紙画像が出ない・・

こんなこともあるんですね

さて、「さいえんす?」に続いて今日は「ちゃれんじ?」です。

一応説明しておくと、どちらも東野圭吾さんのエッセイです

本格ミステリ小説を読み漁っている私が、なぜ突然東野圭吾のエッセイを読む事になったのかは、昨日の記事を読んでください

で、内容ですが・・

最初から最後まで、とにかく東野圭吾さんがスノーボードをしている話です。

おしまい。

・・・というのはあんまりですが、実際そういう本でした

もちろんウインタースポーツなので1年中やるのは難しく、スノボをやっていないときは、サッカーを観に行ったり、カーリングを体験したり(←ちなみに氷の上でコケて鼻の骨と前歯を折ったようですが・・)、スポーツジムに通っている話です。う~ん。

ま、とにかく本来の目的の「くろけん」こと黒田研二さんも何度か登場していました。

本文から抜粋すると・・

こいつ、脳味噌が腐ってるんじゃないか、と私は思った。そして一時にせよ、こんなアホが自分のファンクラブの会長だったかと思うと情けなくなった。講談社も、こんなアホだとわかっていたら、メフィスト賞を授けることもなかっただろう。

う~ん、ひどい扱いですね

ただ、このとき一緒に滑っているのは、なんと二階堂黎人笠井潔貫井徳郎、・・そしてくろけんさんです。

なんという豪華メンバー!!

仲間に入れて欲しい!

くろけんさんが、東野圭吾ファンクラブの会長だったというのも意外でした。

ちなみに別の個所では・・

作家の二階堂さんや貫井さんがゲレンデに誘ってくれるようになったのは、喜ばしいことである。(中略)我孫子武丸さんや笠井潔さんとも親しくなれた。変態のクロケン(黒田研二)と繋がりができてしまったのは、良かったことなのかどうかわからない。

と書かれてました。

もうダメダメですね。

ま、それでも「ウェディング・ドレス」(講談社文庫)が面白かったから、これからもくろけんさんの本は読むぞ~っと!







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2008/10/17 23:39|・東野圭吾TB:0CM:0

 

さいえんす? (角川文庫)さいえんす? (角川文庫)
(2005/12)
東野 圭吾

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疑似コミュニケーションの罠;科学技術はミステリを変えたか;ツールの変遷と創作スタイル;嫌な予感;数学は何のため?;教えよ、そして選ばせよ;ハイテクの壁はハイテクで破られる;著作物をつぶすのは誰か;何が彼等を太らせるのか;ヒトをどこまで支援するか?〔ほか〕

さて、今日はなぜか東野圭吾のエッセイ集「さいえんす?」です。

以前黒田研二さんのブログに

そーいえば、東野圭吾さんの『ちゃれんじ?』が文庫化されたんですね。これでまた、僕の知名度が上がればいいなあ、とひそかに期待してるんですが……え? ますます好感度が下がるだけ?

と書いてありまして、おまけに先日読んだ黒田研二さんの「ウェディング・ドレス」(講談社文庫)のあとがきで、ミステリ書評家の村上貴史さんが

彼はまた東野圭吾のエッセイ「ちゃれんじ?」にも重要な役割で登場している。作家・黒田研二の作品を愛する方々には、人間・黒田研二の姿を赤裸々に(もしくは戯画化して?)描いた「ちゃれんじ?」の一読をお勧めしてよいかどうか非常に迷うところだが、存在を知っておいて戴く分にはさしたる害はあるまい。多分。

と非常に気になる事を言っていましたので、早速読んでみる事にしました

で、いざ(仕事中に)角川文庫の棚に行ってみると、なんと目的の「ちゃれんじ?」の前に「さいえんす?」というエッセイも出ているではないですか!

ま、どうせ好きな作家さんの本だし、シリーズ物(?)は順番通りに読まないと気が済まないというめんどくさい性格の私は、早速2冊とも購入して、まずは「さいえんす?」から読んだのですが・・

見事に角川書店のトリックに引っ掛かりました

・・というのは冗談ですが、角川文庫としては「ちゃれんじ?」の方が後なのですが、実際は「ちゃれんじ?」の方が先に書かれたエッセイだったんですね

ただ「角川文庫」になったのが遅かった、というだけでした。

何かに使えませんかね、このトリック


さてさて、いつも前置きが長すぎて本の感想を書く頃にはすでに疲れていたりして・・

良くも悪くもエッセイですので、東野圭吾さんのファンでないとあまり楽しめないかも、とは思います。

ただファン以外の方は買わないでしょうから、別にいいんですが

「さいえんす?」というタイトル通り、科学技術などについて書いてある内容が多かったです。

ただそんな小難しい話ではなく、普通に日常生活に関連していること、例えば「人とのコミュニケーション」や「ダイエット」「ワープロやパソコン」「カーナビ」などが中心ですので、とても読みやすかったです。

もちろん「科学技術の進歩がミステリにどのような影響を与えるか」や「指紋・DNAの鑑定」などについても色々書いてありましたので、ミステリ好きにとっても楽しく読めました。

しかし、私が最も興味深く読めたのは「ハイテクの壁はハイテクで破られる」「著作物をつぶすのは誰か」「本は誰が作っているのか」の3篇でした。

もちろん、職業上の興味、というのが一番の理由ですが。

このブログを読んで頂いている方は、本好きの方が多いだろうと思います。

ですが、どれだけの方が書店や出版業界の危機的な状況をご存じでしょうか。

現在すさまじいペースで街から書店が消えていき、この数年で倒産した出版社も数知れません。

それぞれに色々な理由はありますが、書店に限って言えば「年間数百万円という本が、レジを通らずに売場から消えていく」というのが大きな原因の1つです。

この辺りの話は、非常に長くなってしまうのと、読んだ本の紹介と感想という趣旨から少し離れてしまいますので、またいずれ機会を作って色々書いていきたいと思います。

黒田研二さんからずいぶん離れてしまいましたが、とりあえず今回はこれで







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2008/10/16 23:07|・東野圭吾TB:0CM:0

 

犯罪小説家犯罪小説家
(2008/10)
雫井 脩介

商品詳細を見る
新進作家、待居の出世作「凍て鶴」に映画化の話が持ち上がった。人気脚本家の小野川は作品に並みならぬ興味を示し、この作品の主人公が、ある自殺系サイトの主宰者の影響が濃いと奇抜な持論を述べ始める。大人気作家が描く傑作ミステリー。

え~、実を言うと「初」雫井脩介です

今まで、『「虚貌」って面白そう』とか、『「火の粉」もそのうち読んでみたい』とか『「犯人に告ぐ」は絶対に読まないと!』とか、『「クローズド・ノート」はたぶん自分には合わないけど話題作だし・・』とか、雫井脩介の新刊が出るたびに色々考えつつ・・結局まだ1冊も読んでいませんでした

で、発売前にこの「犯罪小説家」の案内が出版社から来た時も、「あ~これも面白そう!」とか思ってたもので、先日実際に入荷してきた新刊を売り場に並べつつ、ついつい1冊手に取ってそのままレジに向かってしまいました・・

毎日新刊を扱ってると、衝動買いとの闘いなんですよね



で、内容ですが、

主人公は、3年前に、あるミステリー系の新人賞を受賞してデビューした作家で、デビュー作から5作目となる今回の作品が、「ミステリー系の新進作家の意欲作に贈られる」という「日本クライム文学賞」を見事に受賞します。

トントン拍子に映画化の話も決まっていく中で、ある気鋭の人気脚本家がこの映画の監督に抜擢され、主人公はこの人気脚本家と打ち合わせを進めていくのですが・・。

というのが主なストーリーです。

ミステリ的な謎を抱えつつ、この脚本家の「空気を読まない」粘着質な(?)キャラもあって、いや~な空気のまま物語は進み、ついに・・。

とまあ、後は実際に読んでみて下さい


さて、ところでこの主人公の経歴、どこかで聞いたことがありませんか?

著者の雫井脩介さんは、2000年に「第4回新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞して作家デビュー。

5作目にあたる「犯人に告ぐ」で「大薮春彦賞」を受賞し、この作品は映画化されました。


この「犯罪小説家」の主人公は、ある大きな秘密を抱えています。


雫井脩介さん、あなたももしや・・







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2008/10/15 02:43|・雫井脩介TB:1CM:2

 

どうも記事の部分が手狭だったので、テンプレートを変えてみました

気分も一新、どんどん書くぞ~!!

読んで頂いている皆様、これからもよろしくお願いいたします♪







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2008/10/15 01:19|・その他TB:0CM:0

 

火村英生に捧げる犯罪火村英生に捧げる犯罪
(2008/09/25)
有栖川 有栖

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「とっておきの探偵にきわめつけの謎を」。臨床犯罪学者・火村への挑戦状が予告する犯罪とは―。洒脱。諧謔。情熱。驚き。本格推理の旗手の技に酔う。


さて、今日は「火村英生(作家アリス)シリーズ」の最新短編集「火村英生に捧げる犯罪」です

未読の「女王国の城」を職場のロッカーに入れたまま、どんどん他の本ばかり読んでますが・・

個人的には、昔「J-PHONE」(←もうありませんが・・)の携帯サイト(「Jミステリ倶楽部」だったかな?)で読んだ短編なども収録されていて、ちょっと懐かしかったです


「長い影」

短編(中編かな?)とはいえ、アリバイトリック・動機の謎・関係者のミッシング・リンク、と色々な謎が詰め込まれており、贅沢に楽しめました。

殺害に使われたトリックも(私が知っている限り)斬新なものでしたし、1枚の写真からある事実を見抜く火村准教授の冴えもさすがでした。

ですが、何よりイイのは、終盤火村がある人物をじわじわ追い詰めていく、あの緊迫感!

ああいうゾクゾクする感覚が、火村英生シリーズの魅力の1つではないかと勝手に思ってます

「あとがき」で刑事訴訟法の改正について少し触れられていましたが、これはミステリ小説には少なからず影響を与えますよね

私はちょうど「安楽椅子探偵と忘却の岬」を推理していて、この刑事訴訟法の改正について少し調べている時にこの「長い影」を読みましたので、思わぬ関連に「おっ!」という感じでした

ま、結局推理はハズれましたけどね・・


「鸚鵡返し」

7ページの掌編ですが、何と初の「火村視点」!

それだけでもすごく斬新です!

自分が「作家アリス」になって、火村から話しかけられているような気分で読めました

トリックもちょっとマヌケというか・・でも犯人にとっては真剣ですよね


「あるいは四風荘殺人事件」

ある作家の書きかけのミステリ小説を読んで、火村が真相を推理する、という異色作。

登場する小説の中で使われていたトリックは、理系チックであまり好みではありませんでしたが、私にしては珍しく、真犯人は見事に推理できました!

珀友社の片桐さんの、相変わらずの火村フリークっぷりが楽しかったです

私も火村英生が書いた推理小説は読んでみたいかも・・

また、この作品については「あとがき」の有栖川先生の言葉「名探偵は事件なんか解いていない。ミステリ作家が用意した解答を見破ってみせているだけだ」、が非常に印象的でした。

悪意ある(?)人たちが、この事に関してあげ足を取ってくる場合もあったり、話を大きくすれば「後期クイーン問題」などにも絡んでくるとは思いますが・・別にいいんです!

私たち本格ミステリファンは、そんな事は全て踏まえた上で「上質な知的遊戯」である「本格ミステリ」を愛してますからっ!!

・・と言う事で、敬愛するミステリ作家の皆様。

これからも、素晴らしい作品をどんどん生み出してくれることを期待しています!


「殺意と善意の顛末」

読んでいるうちに、以前携帯サイトで読んだ時の記憶が蘇り・・真相を思い出してしまいました

まあ、5年ぶりとはいえ再読なのでこういうこともありますね。

ちょっと残念。

ただ「5年前も本格ミステリを読んでたのか・・」と思うと、なんか感慨深かったりして


「偽りのペア」

こういう、ちょっとした心理的な錯誤、みたいな話は大好きです

ちゃんと(?)オチもついてたし


「火村英生に捧げる犯罪」

来ました表題作!

ちなみに有栖川先生にとって「探偵の名前が入った書名」は初めてだそうです。

警察に送られてきた、火村英生に対する挑戦状。

そして作家アリスにかかってきた、盗作疑惑の電話。

わずかな手掛かりから、火村は意外な真相に・・。

久々の(?)「因幡丈一郎」も登場です。

得られた教訓は「悪事を隠すには、日本語は正しく使いましょう」ですね


「殺風景な部屋」

これも珍しく、火村は電話越しにしか登場しません(作者の都合で)。

アリスから話を聞いただけで、4人の容疑者から真犯人を特定します。

フィールドワークが信条の火村先生にしては珍しい、アームチェア・ディテクティヴっぷり!

一応ダイイングメッセージもの、と言う事になるのでしょうが、ちょっと無理があったような・・


「雷雨の庭で」

凶器の謎・・は最初のほうでピンと来たのですが、火村が真相にたどり着くまでの細かい伏線とその回収がさすがに見事でした。

「作家アリス」の作品はまだ3冊なんですね。

早く「女王国の城」を書かないと

「学生アリス」はこんなにたくさん書いてるのに

放送作家コンビにリアリティがあったので、「篠崎警部補シリーズ」が観てみたくなりました
(「古畑任三郎」みたいなものかな?)。







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2008/10/12 23:02|・有栖川有栖TB:1CM:2

 

あははははははははは~

推理も犯人も大ハズレでした

負け惜しみに聞こえるのを承知で言わせてもらうと、1番最初に立てた仮説がほぼ正解でした

でもあの人が犯人だと「犯行時間が5分しかない」のと、「卓也がストーブを取りに行くのを知っていた」の2点から、やっぱりこんなにあっさり真相にたどり着くはずがない、と思い直して、そこから見事に泥沼にハマっていきました・・


関西のテレビ局のロゴなんて、九州在住の私には分からないし・・。

震度4でもまったく揺れない耐震構造って・・。

テロップで「社長」って出てたのに、少し後のシーンでは自分で「会長」って言ってたし・・。

2007年には存在しなかった商品がいっぱい出てくるし・・。

結局アリバイの問題は・・。


・・っとまあ、制作ミスも含めて今回も突っ込みどころ満載だった気がしますが、そういう所も含めて「安楽椅子探偵シリーズ」って事で

今回初挑戦でしたが、本当に楽しませて貰いました

録画したドラマをあれだけ繰り返し観たのも初めての経験でした

お二人の著作をあれだけ読んで、だいぶ思考が近付いたかな~と思ってましたが、まだまだでしたね

次回(2年後?3年後?)も、全国放送があればまた参加したいです

47都道府県すべてから応募があったにも関わらず、紹介されたエレガントな解答は全員関西っていうのは、やっぱり悔しいですから!

さっ、次回のリベンジのために著作をもっと読まねば!!!







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2008/10/11 22:06|安楽椅子探偵TB:0CM:2

 

ウェディング・ドレス (講談社文庫 く 62-1)ウェディング・ドレス (講談社文庫 く 62-1)
(2008/02/15)
黒田 研二

商品詳細を見る
結婚式当日、何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を目指した。鍵となったのは、あるビデオに関わる猟奇殺人と、母が遺したウェディング・ドレス。そしてユウ君と再会したとき、不可解なジグソーパズルは完成する。全編に謎と伏線が鏤められた第16回メフィスト賞受賞作。


先日、本格ミステリ作家クラブの事(と言うかこのブログの事)で、たまたま「くろけん」さんこと黒田研二さんからメールを頂く機会があり、書店の店長をやってるとはいえ、現役の作家さんから個人的にメールを頂くなんて初めての機会だったので、しばらくはあまりの嬉しさに超ハイテンションでした

で、ふと冷静に考えてみると・・くろけんさんって確かメフィスト賞作家で(第何回だったか忘れたけど)・・ヤンマガに連載している「逆転裁判」の原作者で・・二階堂黎人さんと合作で「クイーン兄弟」とかいうペンネームで「キラーX」って本を出してる作家さんだよな・・

げっ!「そのうち読みたい本格ミステリ作家リスト」(←私の頭の中の)には入ってるけど、まだ合作の「キラーX」以外読んだ事がないっ!
(クロケンさんすみません m(_ _)m)

・・という事に気付いて、早速デビュー作の「ウェディング・ドレス」を読みました


いや、面白かったんですこれが!

オビに東野圭吾さんの推薦文が載っていて「謎と論理がぐるぐる回る、この一発芸には目眩した」と書いてあるんですが(「一発芸」って褒めてるのか?)・・まさにその通りでした。

主人公の祥子と、婚約者のユウ君。

それぞれの視点から交互に物語が語られていくのですが・・何かがおかしい。

何とも言えない不思議な違和感を感じながら、物語はどんどん核心に向かって進んでいきます。

実を言うと、作品全体の仕掛けは途中で何となくは気付いたのですが、なんせ伏線の張り方がとても丁寧で、最後の最後にそれがホントに綺麗に回収されていきます。

途中に幻想的なシーンもあるのですが、それにもきちんと論理的な説明が付けられていました。

また作品の中に密室殺人も登場するのですが、これがさっぱり分からなくて・・真相を知った時には思わず「島田荘ニかよっ!」と心の中で叫んでしまうぐらい、かなり力技なトリックでした

・・いや島田荘ニさんももちろん大好きなんですよ

というわけで、なんだかんだですごく楽しめましたので、これからもくろけんさんの本はどんどん読んでいきます!








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2008/10/10 23:56|・黒田研二TB:0CM:0

 

乱歩の選んだベスト・ホラー (ちくま文庫)乱歩の選んだベスト・ホラー (ちくま文庫)
(2000/03)
不明

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乱歩のエッセイ「怪談入門」は、幻想怪奇小説ファンには絶好のブックガイドである。その中から俊英ミステリ研究家が選び抜いた12篇。名作「猿の手」原典版新訳をはじめ、横溝正史のユーモラスな訳が冴える「専売特許大統領」、ホテルの同じ部屋で縊死者が続出するミステリ「蜘蛛」と、乱歩によるその変奏曲「目羅博士」他、ドイル「樽工場の怪」など個性的な作品がずらり。

さて、この1週間「安楽椅子探偵と忘却の岬」で頭がいっぱいでしたが、その間に読み終わった本が数冊ありますので、順次アップしていきます

まずはしつこいですがこの本から

12篇収録のうち初めの4篇は紹介済みですので、今日は残りの8篇です


「ふさがれた窓」アンブローズ・ビアス著

ある森の中の一軒家で、病死した妻の死体を、窓から忍び込んだ一匹の豹が奪い去ろうとします。

主人公は銃でこの豹を追い払うのですが、残された妻の死体を見てみると・・・

たった7ページの掌編ですが、最後の1行でゾクッときます。


「廃屋の霊魂」マーガレット・オリファント著

主人公一家が引っ越してきた屋敷の近くの森には、朽ち果てた廃屋が・・

主人公の幼い息子は、扉も屋根も残っていないその廃屋で「お母さん、ここ開けてよう。お家へ入れてよう。」という、姿なき少年の声を聞くのですが、誰にも信じて貰えず日に日に衰えていってしまいます。

そこで、父親である主人公は息子の言葉を信じ、廃屋の調査に行くのですが・・

割とオーソドックスな「姿なき幽霊」でした。


「ザント夫人と幽霊」ウィルキー・コリンズ著

「廃屋の霊魂」と同じように姿の見えない幽霊が登場するのですが、こちらは男女の恋愛が中心になっており、ロマンティックな幽霊譚、といったところでした。

ちなみに乱歩は、色々な怪談の中でも特にこういった「透明怪談」といったものが好みだそうです


「魔法の鏡」ジョージ・マクドナルド著

主人公は、友人に誘われて行ったある裏通りの店で、気になる鏡を見つけます。

どうしてもその鏡が忘れられずに、後日買って家に飾ってみると・・そこには1人の美しい女性が

しかし振り向いても誰もいません。

彼女が存在するのは鏡に映った部屋の中だけなのです

主人公は、彼女を何とか鏡の中から連れ出そうと・・。

怪談というよりはラブファンタジーといった印象でした


「災いを交換する店」ロード・ダンセイニ著

ある路地で「万物交換所」という店を発見した主人公。

その店は、自分が抱えている災いを他の客の災いと交換できる店だった!

半信半疑の主人公は、試しに自分の「船酔いするかもしれないという不安」という災いを、「乗っているエレベーターが墜落するかもしれないという恐怖」を持っている男と交換します。

その結果は・・


「専売特許大統領」W・L・アルデン著(横溝正史訳)

なんと訳者はあの「横溝正史」です!

ある治安の悪い国で、政府にあるものを売っている怪しげな男と出会います。

なんとその男が売っていたのは・・

もはや怪談ではなく、ユーモアSFというか、星新一さんのショートショートの世界でした


「蜘蛛」H・H・エーヴェルス著

乱歩の「目羅博士」の元になった作品です。

あるアパートの1室で、その部屋に住んだ住人が次々に同じ方法で自殺をしていくという事件が起こります。

調査のためにその部屋に住み始めた警察官も、同じように自殺してしまいます

そこである学生が「真相を突き止めてやる!」と、その部屋に住み始めるのですが・・


目羅博士江戸川乱歩

さて、このアンソロジーのトリを飾るのは、上述の「蜘蛛」の着想を借用して乱歩が書き上げた「目羅博士」です。

アイディアこそ借用ですが、登場人物(何と乱歩本人も登場!)や全体のストーリーは乱歩のオリジナルとなっており、「蜘蛛」を読んだあとでも十分楽しめます


という事で、全12篇のアンソロジーから残りの8篇を紹介しました

元々は有栖川有栖の「妃は船を沈める」から、W・W・ジェイコブズの「猿の手」を読んでみたくなり、有栖川先生が紹介していたこの本にたどり着いて、ここでも初めて読む作品にたくさん出会えました

こういう、本の「繋がり」みたいなものが個人的にはすごく楽しいんです

有栖川有栖のファンじゃなければ、このアンソロジーに収録されていたコナン・ドイルの書いた怪談には出会わなかっただろうな・・とか思うと何か感慨深かったりして

これだから読書はやめられないっ!







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2008/10/09 19:46|・江戸川乱歩TB:0CM:0

 

そろそろいつものミステリ読書日記に戻ろうと思ったのですが、解決編の前に、とりあえず私の推理を書いておく事にしました

私のアクロバティックな妄想を読んでみたいという奇特な方は続きをどうぞ


▽続きを読む▽
2008/10/09 10:23|安楽椅子探偵TB:0CM:2

 

ついに、先ほど私の推理結果を送りました!

いや~難しかった・・

出題編から応募締切までの間、毎日仕事から帰った後のわずかな時間で繰り返し繰り返し観て・・

「仮説を立てる」→「検証して行き詰る」→「また新しい仮説を立てる」の繰り返しで、本当に推理が完成するのか不安でしたが、
ついに真相(らしきもの)にたどり着きました!!
・・と思うことにします

まともに推理を書いたら2000~3000字ぐらいになりそうな所を、何とか無理やり400字程度にまとめ、先ほど無事に送信しました

あとは解決編を楽しみに観るだけ

けど万が一私の推理が当たっていたとしても、正解者の中で「最もエレガントな推理」じゃないとダメなんですよね~

厳しいっ!







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2008/10/07 22:27|安楽椅子探偵TB:0CM:2

 

眠いっ!!

ただいま安楽椅子探偵の真相を推理中です

昨日は朝まで繰り返し観てたので、今日はほぼ徹夜で仕事に行ってました

問題編が金曜日の深夜、応募締め切りが火曜日の深夜(正確には水曜日AM3:00)・・。

その間、私は仕事の休みがありません・・・。

という事で、ブログの更新が滞ってますがお許しをm(_ _)m

土日が休みの人はゆっくり推理出来るんだろうな~


なんとなくは分かったつもりなんです。

けどなんか決め手に欠けるんですよね~。

とりあえず何とかエレガントな推理を展開して、落ち着いてから元のブログを再開します。

さて、もう一度最初から観てみるか・・







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2008/10/05 19:49|安楽椅子探偵TB:0CM:3

 

いよいよあと数時間後に、「綾辻行人有栖川有栖からの挑戦状7 安楽椅子探偵と忘却の岬」の問題編がスタートします。

関西圏限定で放送される事が多く、今まで一度も参加出来ませんでしたが、今回は(少し遅れて)私が住んでいる地域でも放送されます!!

シリーズの1~5はDVDで観て、結果は1勝4敗・・

私はあまり犯人当てには向いていないようですね

ちなみにシリーズ第6弾「安楽椅子探偵 ON AIR」のDVDは11/28発売です

以前も書きましたが、自分の店で予約済み

ということで、リアルタイムで挑戦するのはこの第7弾が初めてです!!

いつもの有栖川先生の決めゼリフ「犯人の名前だけ当てられても痛くも痒くもありません」が頭の中でこだましています

きっと「エレガントな推理」を展開して、賞金50万円・・じゃなかった、「本格ミステリファンとしての栄誉」を手に入れてやるっっ!!!







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2008/10/03 23:52|安楽椅子探偵TB:0CM:0

 

逆転裁判 (4) (ヤンマガKCスペシャル)逆転裁判 (4) (ヤンマガKCスペシャル)
(2008/07/04)
カプコン黒田 研二

商品詳細を見る

突然ですが、「逆転裁判」のコミックを読みました。

以前ケータイのアプリで「1」から「3」までやった事があり、ミステリ好きのツボにハマる非常に面白いゲームでした。

コミックも以前から気にはなっていたのですが中々読む機会が無く、今回あるきっかけで最新刊の4巻まで一気に買って読みました。

てっきりゲームの内容をコミックにしてあると思っていたのですが、キャラクターや世界観はそのままに全て新しいストーリーが描かれており、嬉しい誤算でした

しかも、丁寧に読んでいけば読者にも真相がきちんと推理できるように非常にフェアに描かれており、大満足!!

それもそのはず、このコミックの脚本は本格ミステリ作家の黒田研二さんが担当されています!

ミステリコミックでは、同じく講談社の「Q・E・D」などが個人的には大好きなのですが、この「逆転裁判」も、もしミステリ好きの方でまだ読んでない方は、ぜひとも読んでみて下さい。

ただの人気ゲームのコミック化ではありません。

黒田先生、今まで読んでなくてごめんなさいm(_ _)m


来年にはDSで「逆転検事」も発売になるようですので、これも買わねば!

そういえばDSは11/1に、新たにカメラ機能などを搭載した新型の「ニンテンドーDS」が発売になるようですが、これってどうなんでしょうね・・・

ゲームも取り扱っている複合型書店としては気になる所です(はたして売れるのか?)。







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2008/10/02 23:22|逆転裁判&逆転検事TB:0CM:0

 

乱歩の選んだベスト・ホラー (ちくま文庫)乱歩の選んだベスト・ホラー (ちくま文庫)
(2000/03)
不明

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乱歩のエッセイ「怪談入門」は、幻想怪奇小説ファンには絶好のブックガイドである。その中から俊英ミステリ研究家が選び抜いた12篇。名作「猿の手」原典版新訳をはじめ、横溝正史のユーモラスな訳が冴える「専売特許大統領」、ホテルの同じ部屋で縊死者が続出するミステリ「蜘蛛」と、乱歩によるその変奏曲「目羅博士」他、ドイル「樽工場の怪」など個性的な作品がずらり。

いずれも「乱歩の選んだベスト・ホラー」の収録作です。

しばらくこの本の作品からの感想が続きますが・・


「猫の復讐」ブラム・ストーカー

この著者はご存知の方も多いと思いますが、「吸血鬼ドラキュラ」で有名なブラム・ストーカーです。

怪談ばかり書いていた方らしいですが、「吸血鬼ドラキュラ」以外の作品は初めて知りました。

表題の通り、仔猫を殺された母猫が、執拗に犯人である人間に復讐を仕掛けていく物語です。

あの有名な中世の拷問道具「鉄の処女(アイアン・メイデン)」も登場し、物語は残虐な結末を迎えます。

ちょっとエグい・・


「歩く疫病」E・F・ベンスン著

この著者は怪談作家ではなく、本来は歴史小説家・伝記作家だそうですが、この作品に登場するのは巨大なナメクジ!?(のような生き物)。

乱歩の「怪談入門」では「動物怪談」の章で紹介されています。

被害者の血と肉を根こそぎ吸い取って、後に残るは骨と皮ばかり・・


「樽工場の怪」コナン・ドイル

言わずと知れたコナン・ドイルです。

舞台はベイカー街ではなく、僻地にあるとある島

上記の「歩く疫病」では、闇に潜む不気味な粘着質の生物が登場しましたが、このドイルの「樽工場の怪」に登場するのは、まさに豪快なモンスター!

ドイルの新たな一面を見た、という印象でした







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2008/10/02 10:49|・江戸川乱歩TB:0CM:0

 

本格ミステリ作家クラブ」の公式サイトをリンクに追加させていただきました。

黒田研二先生、快諾ありがとうございました!

皆様が素敵な作品を生み出し続けてくださる限り、私も本格ミステリを愛し続けます!!







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2008/10/01 01:08|・本格ミステリ作家クラブTB:0CM:0

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