~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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びっくり館の殺人 (講談社ノベルス アI- 11)びっくり館の殺人 (講談社ノベルス アI- 11)
(2008/11)
綾辻 行人

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少年の日の思い出のなかに建つ館、それは「お屋敷町のびっくり館」。…不思議な男の子トシオとの出会い。囁かれる数々の、あやしいうわさ。風変わりな人形リリカと悪魔の子。七色のびっくり箱の秘密。そして…クリスマスの夜の密室殺人!鬼才・綾辻行人が紡ぎ出す、終わりなき悪夢の謎物語。特別対談「びっくり館のたくらみ」(vs.道尾秀介)を巻末袋とじで収録。

今回は「再読」です。

なんせ親本の「ミステリーランド」版の方を2冊(1冊はサイン本)持ってるもので・・。

基本的に、いくら面白い本でも同じ本を2回読むという事は普段はしない人なので、今回のノベルス版は買わないつもりでした。

が、巻末に大好きな道尾秀介さんとの「袋とじ対談」が・・

・・・ずるいよ講談社

と言う事で、我が家に3冊目の「びっくり館の殺人」がやってきました

ああ・・妻の冷たい視線が痛い・・


主人公(語り手)は「永沢三知也」。

小学校6年生の夏に、転校先の土地で、通称「びっくり館」に住んでいる同い年の「古屋敷俊生」くんと友達になります。

俊生くんはその屋敷におじいさんと2人で住んでいて、主人公は同じクラスの女の子「湖山あおい」ちゃんや、そのいとこで俊生くんの家庭教師をしている「新名努」さんなどと共に、「びっくり館」に出入りするようになります。

その屋敷(びっくり館)には、おじいさんと俊生くんの他に、「リリカ」と名付けられた大きな腹話術の人形が・・。

ある日、俊生くんのお誕生日会に招かれた主人公たちは、おじいさんと「リリカ」による奇妙な腹話術の劇を見せられます。

その約2週間後、主人公・あおいちゃん・新名さんの3人はこの屋敷でおじいさんの死体を発見してしていまうのですが、その部屋は「密室」で・・・。


「ミステリーランド」という児童向けのレーベルに書かれたため、主人公は小学生に設定され、物語自体も短めですが、著者によれば「正統な館シリーズ第8作目」だそうです。

「密室」の謎は当然終盤に明らかになるのですが、2年半前に読んだ時は何だか拍子抜けして、正直なところ「暗黒館の連載で力を使いきったのかな・・」と思ってしまった覚えがあります

ですが、再読して、また巻末の道尾秀介さんとの対談を読んで、少し印象が変わりました。

確かに「トリックありきのミステリ」として読むと、物足りない感じは否めません(と少なくとも私は感じました)。

ですが、そこに重点を置かずに物語全体の「味わい」を堪能すれば、これはこれでやはりいい作品なのだろうな、と。

目に見える事件やその真相は、そんなに複雑なものではありません。

しかし、作品内では語られない、さらに事件の裏側にある(かも知れない)本当の真相を想像することがこの作品の本当の楽しみ方なのではないかと思います。


「館シリーズ」もついに第8作。

著者が公言したシリーズ10作まで、残り2作となりました。

無事に書き上げてくれるといいのですが・・


余談ですが、巻末の袋とじ対談と同じく、購入者特典で「特製スクリーンセーバー」があったので早速インストールしたのですが、かなり不気味なため家族からは不評です・・







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2008/11/18 23:04|・綾辻行人TB:0CM:0

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