~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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突然ですが、私の店にはそれぞれの売場に専属の担当者がいます。

文芸書を管理しているのは文芸担当者ですし、文庫を管理しているのは文庫の担当者であって、基本的に店長が売場を担当することはありません。

ただし私の店がチェーン内の他の店舗と少し違うのは、売場の一部に店長直轄管理の棚があり、そこにはこのブログで取り上げているような「本格ミステリのみ」(一部伊坂幸太郎など例外あり)が陳列されている事です(完全に公私混同&趣味爆発の棚)。

ところが!

1月半ば、この棚から有栖川有栖さんの本が4冊消えました

その翌週には東野圭吾さんの本が4冊。

さらにその2日後には伊坂幸太郎さんの本が2冊、棚から消えました。

最初はデータの不備やスリップ(本に挟まっている短冊形の紙です)の抜き漏れかと思っていたのですが、あまりにおかしいので防犯カメラの画像を確認すると・・・。

写っていました! しっかりと!

私の棚から本を盗む犯人の姿が!!

すぐに犯人の画像をプリントアウトしてバックヤードに貼り出し、アルバイトまで含めてスタッフ全員に犯人像を周知徹底。

現実問題として、万引き犯を現行犯逮捕するには数々の必要要件があり中々難しいため、実際は怪しい人物を見かけたら万引きされる前に追い返す事も多いのですが、今回は「絶対に捕まえて警察に突き出す!」とスタッフの前で宣言しました。

私の棚に手を出すような輩を許す訳にはいきません!(私怨?)

悪質犯のため、もちろん警察にも事前に伝えておきました。

ちなみに乗っている車の車種やナンバーもこの時点で全て警察に伝えているため、警察では「どこの誰か」はこの段階ですでに把握していました(40代男性の単独犯です)。


・・・そして待つこと数日。


味をしめた犯人がまたもや来店。

運悪く、数名のレジ担当を除くと売場に私一人しかいない時間帯に現れたのですが、過去の防犯カメラの画像を分析して行動パターンが分かっていましたので、盗るであろう場所に先回りして、服の中に商品を入れる所を目視で確認。

その後、そのまま店を出たのを確認し、その場で現行犯逮捕

すぐに警備会社と警察に通報し、休憩室は一転して怒号の飛び交う取調室へと変貌したのでありました(昼食中に部屋を追い出してしまったスタッフには申し訳なかったですが・・)。

服の中から出てきたのは何と11冊

私が盗るのを確認したのは4冊でしたので、その前にすでに7冊入れていたようです・・。

あきれて物も言えません・・。



今回は幸いにも逮捕出来ましたが、書店にとって万引きは日常茶飯事。

これはあくまで氷山の一角にすぎません。



ということで、本格ミステリを読むかたわら現実の犯罪者とも闘う音倉誓示でした
(今回の記事はもちろんノンフィクションです。)







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2009/02/02 23:58|・書店での出来事などTB:0CM:3

 

突然ですが、書店であれ何であれ、「小売業」という業種に就いている以上、残念ながら「万引き」との関係は切っても切り離せません。

私の店でも、十数台の防犯カメラ・商品に付けるセキュリティタグ・出入り口のセキュリティゲート、とそれなりの機器を導入していますが、実際は「ほぼ毎日」店のどこかで万引きが起こっているというのが現実です。

やはり一番多いのは中高生ですが、私が過去に逮捕した例で言えば、下は小学4年生から上は60代まで幅広い年齢層がこの犯罪に手を染めています。

まだ売場の担当者だった頃、赤ちゃんを乗せたベビーカーを押しながら、自分の母親らしき人と一緒に商品の問い合わせをしてきた若いお母さんが、その15分後にはCDを6枚盗っていた時には、相当ヘコみました。


・・・そして先日。

スタッフが「万引きの瞬間を見た!」と言って店長室に駆け込んできました。

すぐに売場に飛び出しましたが、ちょうど犯人たちは店を出ようとしている所で、そのスタッフも、私に知らせにくる間その犯人たちから目を離してしまっているため、逮捕する訳にはいかず、悔しい思いをしながら見送る事しか出来ませんでした。



その犯人たちというのは・・・・小学4~5年生ぐらいの女の子を含む、親子3人連れでした。

その女の子はズボンを履き、上にはジャンバーを着ていたのですが、スタッフの話によると、その女の子のズボンは腰のところがゴムになっていて、その(背中側の)腰の所に、母親が本を挟んで上からジャンバーで隠していたそうなのです。

しかも近くには父親も立っていたそうです。

万引き犯を捕まえられなかった事はもちろん悔しいのですが、それ以上に、この話を聞いて何だかとてもやりきれない気持ちになりました。

盗られた商品はコミック1冊です。

ですが、この女の子は、このコミック1冊のために一体どれだけの代償を払わないといけないのでしょうか。

自分が何をしたか分からない年齢では無いはずです。


新古書店の台頭で万引きは年々増加を続け、私もこれまで数多くの悔しい思いをしたり、また運良く捕まえた相手には激しい怒りをぶつけたりしてきましたが、これほどこの犯罪を「悲しい」と思ったのは初めてでした。

自分の店でも警戒を続けますが、この女の子のためにも、この家族が早く一度捕まってくれる事を切に願います。







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2008/12/24 02:23|・書店での出来事などTB:0CM:2

 

このブログは、読んだ本(ほとんどミステリ)を紹介するために作りましたが、実際のところ、朝8:30から夜10:00過ぎまで働いているとなかなか読書の時間が取れません。

と言う事で、読了本が無い時は他の話題でお茶を濁すことにしてみました

これからは時々、映画の話題や書店での出来事・裏話なども書いていこうと思います


で、つい先日の話ですが・・

取引先の銀行から珍しく電話がかかってきました

「店長さん、今日は(売上金の)入金に来られますか?」

「ええ、後ほど伺う予定ですが・・」

「実は・・今日は出金する(お金をおろす)お客様が多くて・・銀行にあるお金が残り少ないんです。もしよかったら早目に入金に来ていただけませんでしょうか?


・・・マジですか!?

銀行から「お金が無くなりそうだから早く入金に来てください。」と言われたのは、さすがに私も初めての経験です。

・・・というか、銀行のお金が無くなるなんて事があるとは、想像もしたことがありません

「え、ええ、じゃあとりあえず今からすぐ行きます」

と返答して早速銀行へGO

いつもは窓口で受付カード(番号札)を取って、順番がまわってくるまで20分ぐらい待つのですが・・さすがにこの日は違います。

一歩銀行に入ると、すぐに奥の窓口(お金持ちの方々が資産運用の相談をしたりするところ)に連れて行かれ、最優先で対応してくれました

いつもそうしてよ・・。

何でも聞くところによると、銀行も普段からなるべく最低限の在庫(お金)しか持たないようにしないといけないらしく「本屋さんと同じですよ」と言われました

まあ、確かにそうですが・・。

ま、「銀行のお金は無くなることもある」という事で、また一ついい勉強(?)になりました







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2008/10/29 23:44|・書店での出来事などTB:0CM:2

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