~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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ミステリーズ! vol.35ミステリーズ! vol.35
(2009/06/11)
不明

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創刊6周年特別インタビュー・湊かなえ。本屋大賞受賞作『告白』、そして最新作『贖罪』『Nのために』を語る。文庫創刊50周年記念対談第2弾〈SF編〉、山本弘×大森望ほか。

隔月刊誌「ミステリーズ!」(東京創元社)のVol.35を読みました。

ちなみに、毎回ひそかに楽しみにしているトヨクラタケルさんの表紙イラストは、今回は「ウサギ団、エジプトへ行く」です。


北山猛邦さんの「天の川の舟乗り」はいよいよ完結編。

いやいやこれはまた大がかりな・・・・、この著者らしいトリックですね。

音野が最後にとった行動は、ただ真実を見抜き犯人を糾弾するだけの名探偵とは一味違う、いかにも音野らしい行動だと思います。


芦辺拓さんの「綺想宮殺人事件――最後の探偵小説、あるいは探偵小説の最期」は第七回。

前回のラストシーンでの森江春策の台詞はこれの事だったんですね。

しかし「レールガン」が登場したと思ったらそこに「コリオリの力」が出てきて、おまけに今度は「ニコラ・テスラ」ですか!

しかしまあ、とてもここには紹介しきれない蘊蓄の数々はまさに芦辺さんの本領発揮というか、何か楽しんで書いているような姿が目に浮かびます(いや、意外に苦しんでたりして)。

芦辺拓さんと言えば、先日「本格ミステリ大賞」の候補作にもなった「裁判員法廷」(文藝春秋)がドラマ化され、8/1(土)21:00からテレビ放映されるようです。

今の所この日はリアルタイムで観ることが出来る予定。

楽しみです♪


さて「ミステリーズ!」では今回から「突撃ミステリ・ゲームレポート」という新企画が始まりました。

第1回の今回はニンテンドーDSソフトの「逆転検事」(カプコン)。

ヤングマガジン誌上でのコミカライズでは黒田研二さんが脚本を担当されているこのミステリゲームですが、ミステリ作家にもファンが多いというだけあって、やっぱり面白い!

次回はどんなソフトが取り上げられるのか楽しみです。


そういえば前回の「ミステリーズ!Vol.34」の時に紹介した「文庫創刊50周年記念読者プレゼント」にまだ応募してなかった・・・。

せっかく応募券が集まってるんだから、締切までに送らないと!







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2009/07/16 09:58|・ミステリーズ!TB:0CM:2

 

ミステリーズ! vol.34ミステリーズ! vol.34
(2009/04/11)
不明

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■文庫創刊50周年記念特別対談第一弾、〈ミステリ編〉北村薫×桜庭一樹北村薫桜庭一樹が、創元推理文庫についてしゃべり倒す! ■早くも話題騒然! 湊かなえ「Nのために」第二回■読切短編 蒼井上鷹「堂場刑事の多難な休日」。乾ルカ「アタエル」。似鳥鶏「間もなく電車が出現します」隔号連載 西條奈加、吉永南央■追悼・泡坂妻夫特集 デビュー作再録「DL2号機事件」。追悼文 島崎博、田中芳樹、島田荘司、綾辻行人、米澤穂信、縄田一男、ふじいあきら■今野敏、樋口有介、霞流一、拓未司のエッセイなど

東京創元社の「ミステリーズ!Vol.34」を読みました(半月ぐらい前に)。

今回は、創元推理文庫創刊50周年を記念して北村薫さんと桜庭一樹さんの対談が収録されています。

また文庫創刊50周年フェアとして、「四人の署名/コナン・ドイル」「失われた世界/コナン・ドイル」「怪盗紳士リュパン/モーリス・ルブラン」「D坂の殺人事件/江戸川乱歩」「フランケンシュタイン/メアリ・シェリー」の5点の文庫が、先月(2009年4月)から1年間限定の「人気イラストレーター・漫画家描き下ろしカバー」で出荷されているようですので、せっかくだからどれか買ってみようかな・・・・「期間限定」という言葉に弱いんですよね。

他にも読者プレゼントとして、作家10名(有栖川有栖・いしいひさいち・笠井潔・北村薫・黒川博行・島田荘司・田中芳樹・貫井徳郎・宮部みゆき・山田正紀)による「直筆“為書き入り”サイン色紙」や「オリジナル・ロゴ入りペン」「特製図書カード」「オリジナル・ブックカバー」などが当たるキャンペーンを実施しているようですので、こちらも応募しなければ!

あぁ!でもここで告知したらライバルが増えてしまう~、というジレンマを抱えながらも、やっぱりミステリを扱っている版元さん(出版社)には元気になってもらいたいし、ミステリに関するイベントは少しでも盛り上げていきたいですから、皆様どうか奮ってご応募を(笑)。

3月から開催されている「50周年記念フェア」の文庫帯、もしくは4~6月の新刊帯に付いている応募券を2枚集めれば応募できますので、詳しくは該当の商品の帯を見て下さい。

ただし、書店で帯だけ盗んだりしないように!

本当にいるんですよ、そういう人が。

ちなみにこの「ミステリーズ!Vol.34」にも1枚ついていましたので、先日買った北村薫さんの「ニッポン硬貨の謎」や、犯人当てアンソロジーの「あなたが名探偵」などの帯の分と合わせて、私はすでに応募出来ます(まだしていませんが)。


さてようやく本編ですが、まず湊かなえさんの連載「Nのために」の第2回。

今回から、それぞれの登場人物の視点で、あの出来事の裏で起きていた真相が少しずつ語られていくようで、前回の第一章で語られた物語がいかに表面的な内容に過ぎなかったかを思い知らされます。

少しずつ明かされていく真実、次回も楽しみです。


前回“前編”が掲載された北山猛邦さんの「天の川の舟乗り」(名探偵“音野順”シリーズ)は、今回が“中編”。

いよいよおなじみ岩飛警部の登場です!

UFO研の面々も相変わらずいい味出してます。

それにしても今回の“中編”のラスト数行はたまりません。

(以下、本文より抜粋)
(白瀬)「犯人がわかっているのか?」
(音野)「・・・・・うん・・・・・」
(白瀬)「誰なんだ、一体」
(音野)「それは・・・・・あの人・・・・」
(白瀬)「だから、誰?」
(音野)「あの人!」
(白瀬)「誰だよ!」

これで終わってるんですよっ!

あ~、早く“後編”が読みたいっっ!!!


芦辺拓さんの「綺想宮殺人事件――最後の探偵小説、あるいは探偵小説の最期」も気が付けば早くも連載第6回。

物語は相変わらず、というかますます混沌としてきて、一体この作品が最終的にどんな着地を見せるのかまったく予想もつきません。

衒学的な文体に煙に巻かれている感はありますが、何とか頑張ってついて行きます。


乾ルカさんの「アタエル」は“読切短編”という扱いではありますが、奨学係のあの人が登場するシリーズになっていますので、そろそろ一冊にまとまる頃でしょうか。

そして今回、冒頭の「文庫創刊50周年企画」と並ぶ大きな特集が「【追悼特別企画】ミステリ界の魔術師 泡坂妻夫を偲ぶ」です。

正直なところ、私はまだ泡坂さんにとってあまりいい読者とは言えません。

まだ胸を張って「大ファンです」と言えるほど、多くの作品を読んでいないのです。

しかし「しあわせの書」を始め、これまでに読んだいくつかの作品で本当に泡坂さんには魅了されましたし、本格ミステリ界にとっていかに惜しい方を亡くしたかは今さら言うまでもありません。

ミステリというものは、トリックやロジックと同じぐらい“遊び心”が大切なのだと私が考えるようになったのは、泡坂さんの影響が一番大きかったような気がします。

ましてや私は本格ミステリファンであると同時に、小さい頃からマジックの愛好家でもあるのです。

いつか全作品を読破してご本人にお会いしたいという夢も、今では叶わぬものとなってしまいました。

しかし米澤穂信さんの追悼文にあるように、その作品は世に残っていますし、これからもずっと読み継がれていくでしょう・・・・・・・いや、私たちが必ず読み継いでいきます。

生きた証が世の中に残る“作家”という仕事は、本当に素晴らしいものですね。

泡坂妻夫さん、そして厚川昌男さんのご冥福を、改めて、心からお祈り申し上げます。







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2009/05/26 00:28|・ミステリーズ!TB:0CM:4

 

ミステリーズ! vol.33(FEBRUARY2009) (33)ミステリーズ! vol.33(FEBRUARY2009) (33)
(2009/02)
不明

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■『告白』で2008年のミステリ界を席巻した、大型新人・湊かなえの長編新連載「Nのために」■読切短編、人気作家が犯した犯罪に、死神のような恐ろしい風貌(!)の刑事が鋭利な推理を見せる。倉知淳「運命の銀輪」■連載最終回、谷原秋桜子「熊の面、翁の面」。森福都「スケール ご近所美術館」■隔号掲載、門井慶喜「この世にひとつの本」■3号連続掲載第一回、北山猛邦「天の川の船乗り(上)」ほか、好評連載陣もますます快調!

先日の「読書断ち」のため読むのが遅くなりましたが、ミステリ専門の隔月刊誌「ミステリーズ!Vol.33」(東京創元社)を読み終えました。


今回一番の注目は何と言っても、あの「湊かなえ」さんの新連載「Nのために」です!(デビュー作「告白」の記事はこちらから。)

残念ながら最新作「少女」(早川書房)はまだ未読ですが、今回の「Nのために」は相変わらずのすさまじいリーダビリティで一気に物語に引き込まれ、早くも続きが読みたくてうずうずしています!

あるマンションで起きた一つの事件、そしてそれに関わった「N」たち。

連載第1回目の今号で、この事件は一旦ある結末を迎えます。

しかし微妙に食い違いをみせていた「N」たちの証言。

「ある視点にとっての真相が別の視点から見ても真相であるとは限らない」という事は「告白」でも散々思い知らされました。

そして、「語られなかった物事のなかにこそ真実が隠れている」という事も。

「N」たちの見えない一面が語られていくであろう今後の連載が、とても楽しみです!


北山猛邦さんの「音野順シリーズ」は、今回はどうやら(上)(中)(下)に分かれるようで・・とりあえず今回は事務所に電子ピアノが増えました。

探偵事務所の立派なデスクの前で依頼人を座布団に座らせるという相変わらずのシュールな光景や「UFO研究会」との再会で楽しませてくれつつ、最後は本格ミステリらしい魅力的な謎で締めくくってくれました。

今回はどんな(強引な!?)解決を持ってくるのでしょう


倉知淳さんの作品も楽しめました。

読切短編との事ですが、ぜひ連載にして頂きたいものです。

個人的にはイケメン鈴木刑事の最後の長広舌がよかったです!

主人公の「死神」刑事の名字が、北山猛邦さんの今回の依頼人の名前と同じというのは不思議な偶然ですね。


それ以外では、坂木司さんのデビューのいきさつや、福井健太さんの「叙述トリック」についての評論が今回はとても興味深かったです。


先日の井上尚登さんや樋口有介さん、そして今回の森福都さんの「ご近所美術館シリーズ」の完結など、好きな作品の連載が終わっていくのは寂しいですが、入れ違いに新しい作品の連載も次々に増えてきて、これからも楽しみです。







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2009/02/26 23:59|・ミステリーズ!TB:0CM:0

 

4,5日前の事ですが、東京創元社から1通の封書が届きました。

特に思い当たる事は無く、「小説を送った覚えもないし・・」(と言うか書いたことも無いですが)などと思いながら開けてみると・・


何と、当選のお知らせとともに「ミステリーズ!図書カード(1,000円分)」が入っていました!


P1170735 - コピー


嬉し~!

そう言えば、毎号巻末に付いているクロスワードの懸賞に先日初めて応募した事をすっかり忘れていました。

創刊号から定期購読しているくせに、第31号にして初めてハガキを送ったのですが、まさか1回目でいきなり当たるとは!

ちなみに当選者は、抽選で10名です。

今年もいい年になりそうだ~!!

東京創元社さんの本、今年も頑張ってたくさん売ります!!(公私混同!?)







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2009/01/18 23:55|・ミステリーズ!TB:0CM:0

 

ミステリーズ! vol.32(DECEMBER2008)ミステリーズ! vol.32(DECEMBER2008)
(2008/12)
不明

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第18回鮎川哲也賞・第5回ミステリーズ!新人賞贈呈式レポート掲載。樋口有介の連載最終回ほか、いしいひさいちの連載コミック、評論、エッセイ、ブックレビューなど充実した1冊。

どうやらこれが2008年最後の記事になりそうですが・・

偶数月発売の隔月刊誌「ミステリーズ!」のVol.32を読み終えました。


今回の読みどころは、何といっても樋口有介さんの連載「捨て猫という名前の猫」の最終回です!

ミステリーズ!」は創刊号から定期購読していますので、この連載も第1回から読んでいますが、それまでは樋口有介さんの作品を読んだ事がなく、私はこの連載で初めてその文章に触れ、柚木草平というキャラクターを知りました。

そして、いつの間にかこの隔月刊誌の中で、毎回最も楽しみな作品の一つになっていました。

今回の最終話では、ついに事件の真相が明らかになっていきますが、読みながら「終盤に登場した人物が真犯人でおしまい?」と、ちょっと拍子抜けしつつ、「ま、文体や人物造形に特徴のある作品(作家さん)みたいだから、狭義のミステリとしての純度はそんなに高くないのかな」と、それはそれでまあいいか、などど思っていたのですが・・・

すみません、甘かったですm(_ _)m

真相が明らかになってそのまま幕を閉じるかに見えた物語でしたが、この作品の真価はそれからでした!

主人公が関係者の元を訪ねてまわり、そこで次々と明らかにされていく、事件の裏側にあった更なる驚愕の真実。

意外な伏線がひとつひとつ回収され、汚い人間の裏側が、そして反吐が出そうな真実がその姿を現します。

軽妙なハードボイルドタッチが特徴の軽めのミステリかと思っていましたが、とんでもない!

しっかり「本格」でした。

最後まで大満足です!

いずれ「柚木草平シリーズ」は、1巻から読んでみようと思います。


さて、他にも今回は「第18回鮎川哲也賞・第5回ミステリーズ!新人賞贈呈式リポート」(←梓崎優さん、男前ですね)や、北山猛邦さんの「名探偵音野順シリーズ」、竹内真さんの「珊瑚朗先生無頼控シリーズ」など、色々楽しませて頂きました。


そして次号Vol.33(2009年2月発売)では、何とあの「湊かなえ」さんの新連載がスタートするとの事で(「湊かなえ」さんが誰だか分からない方はこちらの記事をどうぞ)、今からとても楽しみです!



このブログをご覧いただいている皆様、今年も本当にお世話になりましたm(_ _)m

もしよろしければ、2009年もよろしくお付き合いくださいませ



そして、来年も素晴らしいミステリと出会えますように。







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2008/12/31 21:20|・ミステリーズ!TB:0CM:0

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