~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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犯人に告ぐ (上)(双葉文庫 し 29-1)犯人に告ぐ (上)(双葉文庫 し 29-1)
(2007/09/13)
雫井 脩介

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闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった―史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大薮春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。

先日、雫井脩介の最新刊「犯罪小説家」を読みました。→その時の記事はこちら。

この作品の主人公は、あたかも著者が自分をモデルにしたかのような小説家で、しかも自分の作品が映画化されるにあたって、色々戸惑うというシーンがたくさんありました。

しかし!

何と私は「犯人に告ぐ」をまだ読んでなかったのです

という事で、「話題の小説と、その映画化」に興味を持った私は、遅ればせながらようやく読みました


主人公は神奈川県警の警視、巻島史彦。

ある日、幼児誘拐事件が発生します。

警視庁と縄張り争いをしながらも、大包囲網を敷いて、身代金受け渡し場所に現れる犯人を待ちますが・・。

部下のミスもあり、あと一歩の所で犯人らしき男を取り逃がしてしまう巻島

誘拐された幼児は遺体で発見され、そこには警察と巻島を嘲る手紙が。

全ての責任を押しつけられた巻島は、記者会見でも大失態を演じてしまいます。


―そして6年後。

「バッドマン」を名乗る犯人が起こす、連続児童殺害事件。

半年以上手掛かりを掴めない警察は、左遷先で抜群の検挙率を挙げている巻島を呼び戻し、「バッドマン」逮捕のため、巻島をテレビ出演させる事にします

劇場型犯罪」を解決させるための、前代未聞の「劇場型捜査」の幕開けです


いや~、ぐいぐい引き込まれました

ミステリー」と呼ぶのは少し語弊がありますが、間違いなく一級品の警察小説であり、エンターテイメント小説でした

横山秀夫、とまではいかないかも知れませんが、警察の事もよく調べてリアリティを持たせてあるし、「犯人VS警察(巻島)」だけではなく、警察内部の裏切り者との駆け引きや、6年前の事件の禍根、そして主人公自身の家族の事・・。

エンターテイメントのツボをしっかりと押さえてあり、上下巻の2分冊ながら一気に読んでしまいました

映画化されたのも納得です


さて問題は、その「映画化」ですが・・。

「原作小説」は最高でした。

「映画」はどうでしょう・・?

その話はまた次回


追伸:映画の記事はこちら→映画「犯人に告ぐ」(雫井脩介原作)を観ました。







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2008/11/13 18:44|・雫井脩介TB:1CM:3

 

犯罪小説家犯罪小説家
(2008/10)
雫井 脩介

商品詳細を見る
新進作家、待居の出世作「凍て鶴」に映画化の話が持ち上がった。人気脚本家の小野川は作品に並みならぬ興味を示し、この作品の主人公が、ある自殺系サイトの主宰者の影響が濃いと奇抜な持論を述べ始める。大人気作家が描く傑作ミステリー。

え~、実を言うと「初」雫井脩介です

今まで、『「虚貌」って面白そう』とか、『「火の粉」もそのうち読んでみたい』とか『「犯人に告ぐ」は絶対に読まないと!』とか、『「クローズド・ノート」はたぶん自分には合わないけど話題作だし・・』とか、雫井脩介の新刊が出るたびに色々考えつつ・・結局まだ1冊も読んでいませんでした

で、発売前にこの「犯罪小説家」の案内が出版社から来た時も、「あ~これも面白そう!」とか思ってたもので、先日実際に入荷してきた新刊を売り場に並べつつ、ついつい1冊手に取ってそのままレジに向かってしまいました・・

毎日新刊を扱ってると、衝動買いとの闘いなんですよね



で、内容ですが、

主人公は、3年前に、あるミステリー系の新人賞を受賞してデビューした作家で、デビュー作から5作目となる今回の作品が、「ミステリー系の新進作家の意欲作に贈られる」という「日本クライム文学賞」を見事に受賞します。

トントン拍子に映画化の話も決まっていく中で、ある気鋭の人気脚本家がこの映画の監督に抜擢され、主人公はこの人気脚本家と打ち合わせを進めていくのですが・・。

というのが主なストーリーです。

ミステリ的な謎を抱えつつ、この脚本家の「空気を読まない」粘着質な(?)キャラもあって、いや~な空気のまま物語は進み、ついに・・。

とまあ、後は実際に読んでみて下さい


さて、ところでこの主人公の経歴、どこかで聞いたことがありませんか?

著者の雫井脩介さんは、2000年に「第4回新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞して作家デビュー。

5作目にあたる「犯人に告ぐ」で「大薮春彦賞」を受賞し、この作品は映画化されました。


この「犯罪小説家」の主人公は、ある大きな秘密を抱えています。


雫井脩介さん、あなたももしや・・







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2008/10/15 02:43|・雫井脩介TB:1CM:2

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