~愛すべき「本格ミステリ」の世界~

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音倉誓示(Otokura Seiji)

Author:音倉誓示(Otokura Seiji)
魅力的な謎。論理的な解決。そして少しの遊び心♪
「本格ミステリ」の魅力が少しでも多くの人に伝わりますように。
元、某地方書店チェーンの店長。
九州在住。

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「本」ではありませんが、一応「本格ミステリ」に関連する作品たちということでリストを作成しました。


綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状① 安楽椅子探偵登場・・・メディアファクトリー(’01)
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状② 安楽椅子探偵、再び・・・メディアファクトリー(’01)
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状③ 安楽椅子探偵の聖夜~消えたテディ・ベアの謎~・・・メディアファクトリー(’01)
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状④ 安楽椅子探偵とUFOの夜・・・メディアファクトリー(’03)
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状⑤ 安楽椅子探偵と笛吹家の一族・・・メディアファクトリー(’06)
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状⑥ 安楽椅子探偵 ON AIR・・・メディアファクトリー(’08)
綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状⑦ 安楽椅子探偵と忘却の岬・・・メディアファクトリー?(DVD未発売、’08年10月放映)


’09.8.13作成
太字は既に観た作品・・・というか全部観てますね)







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2009/08/14 03:17|安楽椅子探偵作品リストTB:0CM:4

 

安楽椅子探偵 ON AIR [DVD]安楽椅子探偵 ON AIR [DVD]
(2008/11/28)
鳥越俊太郎

商品詳細を見る
人気ミステリー作家の綾辻行人有栖川有栖の合作で贈る“RPG推理ドラマ”シリーズの第6弾!2006年にABCテレビで放送された出題編、解決編を収録。

新本格を代表するミステリ作家二人が贈る「犯人当て本格推理ドラマ」。

シリーズ第1弾から第5弾はDVDで観て、昨年放送された第7弾“安楽椅子探偵と忘却の岬”は初めてリアルタイムで参加したのですが(←その模様はカテゴリ“安楽椅子探偵”からご覧くださいませ)、この第6弾“安楽椅子探偵 ON AIR”だけはまだ観ていませんでした。

DVDは発売日に買っていたのですが、その少し前に観た(参加した)第7弾で力を使い果たして、しばらく寝かせておいたというのが正直な所です・・。

このシリーズは毎回主人公が殺人の濡れ衣を着せられそうになり、ピンチに陥った主人公が“笛”(オカリナ?)を吹くと、どこからともなく“あのお方(笑)”が現れ、“純粋推理空間(笑)”を舞台に隙のないロジックで真犯人を突き止める、というのがいつものパターンなのですが、今回はそのパターンにも少し捻りがあって楽しめました。


今回の主人公は、自称霊能力者の「化野(あだしの)ルナ」。

物語の冒頭、迷宮入りだった「超不可能密室瞬間バラバラ殺人事件」を霊能力で推理するよう警察から依頼されたルナは、悩んだ末にあっさりあの“笛”を吹いてしまいます。

当然“あのお方”(←呼んだ本人にしかその姿が見えない)の力で謎は解かれ、ルナは超難事件を解決した霊能力者として、一躍時代の寵児になります。

元々なんの霊能力も無いルナですが、この事件解決がきっかけで、その後も全国民が彼女の能力を信じて疑わない日々が続きます。

そんな状況の中でルナに持ち掛けられた一つの依頼。

人気バラエティ番組「金曜 ON AIR」のサブ司会者である「桂ともえ」の姪で現在女子大生の「三条みやび」が失踪し、ルナはこの「三条みやび」を生放送番組中に霊視で見つけて欲しいと依頼され、これを引き受けます。

毎週生放送されるこの番組の中で、毎回何とかその場しのぎのテキトーな霊視を繰り返すうち、ついに“霊視どおりに”みやびの遺体が発見されます。

しかしその矢先、今度はルナ本人まで何者かに殺害されてしまい・・・。


というのが今回の問題編のストーリーです。

例によって「犯人は単独犯」「三条みやびと化野ルナを殺害したのは同一人物」という条件のもと、はたして視聴者は真犯人を見破る事が出来るのか!?


実際にリアルタイムで犯人当てに参加しているのであれば、ここから文字通り何十回も繰り返し問題編を観なおすところなのですが、今回はとりあえず「あれとあれを条件に絞り込んでいけばいいのかな」と自分の推理を簡単に組み立てた後、特典映像の“北村薫さんの推理”などを観て、それからすぐに解答編を観ました。

その結果・・・・・これはもし参加していてもたぶん当てられなかっただろうな~、というのが正直な感想です。

もちろん作品の出来が悪いのではなく、むしろいまだにイマイチ納得のいかない第7弾「安楽椅子探偵と忘却の岬」に比べると、この第6弾「安楽椅子探偵 ON AIR」は非常に良く出来ていると思います。

犯人を絞り込むための条件は自分が推理した通りで、あとはこの条件に当てはめて容疑者を一人ずつ検証していけば、おのずから一人に絞り込めるはず(実際に検証するには何度も問題編を観なおして膨大な時間が掛かるので今回はそのまま解答編を観ましたが)と考えていましたし、実際その通りだったのですが、それでもこれは当てられたかどうか自信ないな~。

「それがどんなにありそうもない真相でも、他の可能性が否定され、証拠がそれを指し示している以上それが真相である」というのは頭では分かっていても、いざその状況に直面した時にその通りに考える事が出来るかどうか、イマイチ自信が無いですね。


いや、とにかく良問だったと思います(もちろん人によって賛否両論あるとは思いますが)。


さて、シリーズのファンとしては次の第8弾の予定が気になる所ですが、どうなのでしょう?

お二人の対談などを聞いていると割と早い時期に次回作が発表されそうな予感はするのですが、果たして今度はどんな物語でミステリファンの頭を悩ませてくれるのか(何度か話に出ているように意表を突いて時代劇だったりして)、とても楽しみです。

そういえば、先日の本格ミステリ大賞公開開票式の休憩時間にお二人がロビーで談笑していて、その時に「あっ、それ面白そう。次はそれでいくか」みたいな会話が漏れ聞こえていたのですが、あれは「ミステリジョッキー」の話をしていたのか、それとももしや「安楽椅子探偵」だったのか・・・う~ん、気になる。

このシリーズは関西圏でしか放送されない事も多いので、とりあえず次回の第8弾も、第7弾の時と同じように全国放送してくれる事を祈りつつ、楽しみにその時を待ちます。








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2009/08/14 02:51|安楽椅子探偵TB:1CM:4

 

新本格謎夜会(ミステリー・ナイト) (講談社ノベルス)新本格謎夜会(ミステリー・ナイト) (講談社ノベルス)
(2003/09)
綾辻 行人有栖川 有栖

商品詳細を見る
綾辻、有栖川両氏をはじめ、多くの推理作家の作品から盗作を繰り返していた男が密室の中で殺された。しかも、部屋の鍵は男の口の中に入れられていた!―新本格誕生15周年を記念して行われた謎解きイベント&トークショーをここに完全再現。

今回は「新本格謎夜会」(←ミステリー・ナイトと読みます)という本を紹介します。

ちなみに、小説ではありません

この本は2003年に発売になった本ですが、その前年(2002年)は綾辻行人さんのデビュー15周年の年!

1987年に綾辻行人さんは「十角館の殺人」でデビューし、それと同時にいわゆる「新本格ムーブメント」が始まりました。

また時を同じくして、「ホテルに宿泊し実際に事件を体感した上で、探偵となって謎解きに挑戦する」というイベント「ミステリーナイト」も「E-Pin(イーピン)企画」という会社の元で生まれ、2002年に15周年を迎えました。

http://www.epin.co.jp/(←E-Pin企画のサイトはこちらから)

という事で、ともに15周年を迎える「新本格」と「ミステリーナイト」が手を結び、2002年に「新本格謎夜会(ミステリーナイト)」というイベントが東京と神戸で開催されました!

このノベルスは、このイベントに参加した「新本格を愛するライター、大地洋子」さんが、当日のイベントに参加できなかった私のようなミステリファンのために、当日の楽しかった空気を感じてもらえるように上手~くレポートした1冊です

当日の謎解きイベント(人気作家の作品を盗作しまくった作家が、密室で殺害される事件!)も、参加者と同じ条件で手がかりが示され、この本を読んだだけで実際にイベントに参加した気分になれます。

・・が、それと同じくらい楽しめるのが、やはり著名作家さんたちのトークイベント!

綾辻行人有栖川有栖の両名はもちろんの事、山口雅也・竹本健治・二階堂黎人倉知淳喜国雅彦法月綸太郎我孫子武丸・太田忠司・麻耶雄嵩西澤保彦(順不同、敬称略)といったそうそうたるメンバー(一部「作家」じゃない人がいますが)が参加し、作品からは分からない色々な顔を見せてくれています

九州でこういうイベントをやってくれないかな・・。

「イベントレポート」兼「ファンブック」のような本ですが、好きな方は読んでみてはいかがでしょうか?


ちなみにE-Pin企画さんでは、来年3月に「探偵ミステリーツアー(今回の舞台は富士五湖)」を開催するようです。

行けるものなら行ってみたい・・(休みが取れない)。







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2008/11/06 23:04|・綾辻行人&有栖川有栖TB:1CM:2

 

あははははははははは~

推理も犯人も大ハズレでした

負け惜しみに聞こえるのを承知で言わせてもらうと、1番最初に立てた仮説がほぼ正解でした

でもあの人が犯人だと「犯行時間が5分しかない」のと、「卓也がストーブを取りに行くのを知っていた」の2点から、やっぱりこんなにあっさり真相にたどり着くはずがない、と思い直して、そこから見事に泥沼にハマっていきました・・


関西のテレビ局のロゴなんて、九州在住の私には分からないし・・。

震度4でもまったく揺れない耐震構造って・・。

テロップで「社長」って出てたのに、少し後のシーンでは自分で「会長」って言ってたし・・。

2007年には存在しなかった商品がいっぱい出てくるし・・。

結局アリバイの問題は・・。


・・っとまあ、制作ミスも含めて今回も突っ込みどころ満載だった気がしますが、そういう所も含めて「安楽椅子探偵シリーズ」って事で

今回初挑戦でしたが、本当に楽しませて貰いました

録画したドラマをあれだけ繰り返し観たのも初めての経験でした

お二人の著作をあれだけ読んで、だいぶ思考が近付いたかな~と思ってましたが、まだまだでしたね

次回(2年後?3年後?)も、全国放送があればまた参加したいです

47都道府県すべてから応募があったにも関わらず、紹介されたエレガントな解答は全員関西っていうのは、やっぱり悔しいですから!

さっ、次回のリベンジのために著作をもっと読まねば!!!







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2008/10/11 22:06|安楽椅子探偵TB:0CM:2

 

そろそろいつものミステリ読書日記に戻ろうと思ったのですが、解決編の前に、とりあえず私の推理を書いておく事にしました

私のアクロバティックな妄想を読んでみたいという奇特な方は続きをどうぞ


▽続きを読む▽
2008/10/09 10:23|安楽椅子探偵TB:0CM:2

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